例の『PRIDE』の感想と”オーラ”のありか

界隈色々ザワついてますが…

とりあえずラジオで流れた新装版『PRIDE』を、とにかく…極力…フラットに…”音楽だけ”に集中して聴いた上での感想とそこで思ったことを書いてみようと思います。

 

率直な感想としては…
 

よーこんだけ歌えるなぁ
 

と。

ブログとかツイッターの感じからいって、凄いストイックな生活をしてるとか、ボイトレに通ったりして喉の維持を心がけているとか、失礼ながらそういう印象は無いわけでして…苦笑

「喉ケアおたく」と化しているB’zの稲葉やミスチルの桜井と比較しても、その割にスゲェな…と。
まぁオモテにしてないだけで色々やってるのかもしれませんけど(この書き方するとなんかアレだけどw)。

 
もっとも「得意技:多忙・寝てない自慢」を標準装備するこの世代のクリエイターの”仕事力”は総じて凄いので。

以前働いてた制作会社で一緒に仕事していたベテランデザイナー、完全にアル中で嫁さんに逃げられるわの人で、午前中のミーティングだと酒臭く手プルプルするわ…なんだけど…でも…

”上がってくるデザインは、やる気だけはある若手よりもはるかに使えて早い”

という。

こういう例を直に知ってるから「プライベートや体調がボロボロでも仕事は出来ちゃう人がいる」というのは別に驚かないんですよね。

 
MIX、音質とかまぁ…気になるところはあるんですけど、これは現状の制作環境からしたら仕方のないところなんでしょう。

B’zや髭男とレコーディング規模が違うのは素人でも分かるのでね…「制作予算と質」はある程度比例しますし、壮大で繊細なASKAの音楽性上、その辺の制限がクオリティに直結するところはあると感じてしまいます。
 

 
「CA曲をソロで歌う」ということに関しては、ポールのライブでビートルズナンバーを楽しみまくってる身ですし、感情的にもどうこうは湧きません。

個人的に好みとしては「チャゲアスの壮大さ・煌びやかさ」と「ソロの”ひとりの男”としての孤独」みたいな対比が成される点で、ソロでやるならば『12』バージョンの方が好みだったりはしますが、別にオリジナルアレンジでやることにも抵抗はないです。
 

 
あとこれは確認してないんですがキーは半音落としてるのかな?
だとしてもこれはマジで”どーでもいい”

話が逸れますが巷にうずまく「原キー信仰」ってあれ何なんですかね?

カラオケでも自分で歌いやすいキーで歌えばいいし、「キー下げて余裕のある声域で歌って上手い人」と「無理して原キーで歌って下手な人」だったら前者の方がいいに決まってるわけで。

 
あえて嫌な書き方しますが…、「原キーで歌える=凄い」「キーを下げた=衰えた」というロジックで語るのは…

“ワタシ、音楽に対する理解が浅いアホです”

と周囲に言いふらしているのに等しいので気を付けた方がいいと思います…苦笑

 
さて話を戻して…作品のクオリティとしては充分素晴らしいものに仕上がってると思います。
シンプルに”久々に聴いて改めてメッチャいい曲だなぁ”と思いましたし。
 
あれやこれやが無く、フラットに応援できていれば脳内補正がプラスされ「60代のプライド、原曲とは違う深みが出てサイコー!!」みたいな感想を普通に持てていたと思います。
 

 
がっ…

残念ながら…

そうはならない…

 

 
イベルメクチンの最大の副作用は、ASKAの歌が響いてこなくなること
 

 
だと思います…苦笑。
 
アートの感じ方っていうのは、受け手のコンディションが大きいというのが分かるところです。
凄い抽象的な言い方なんですが、歌声からかつて感じた”オーラ”みたいなものが感じられないのですよ。
 
これが本人から出なくなったのか、イベちゃんの副作用で僕が感じられなくなっているのかは本当に分かりません。
ただ、感想ツイート等を見ると未だそれ的なプラスアルファを感じている人が一定数いるようなので、おそらく僕がそれを感じるアンテナが錆付いたのでしょう。

 
それにしても…

 
僕がこの曲を初めて聴いたのは中2の時に初めて見に行った『LIVE UFO 93’』。
「初PRIDEがLIVE」という非常にラッキーな環境の中、感動に震えライブ翌日にCDレンタル屋に走った思い出があるわけですが。

そこから30年経って…

 
『思い上がりと笑われても 譲れないものがある プライド』

 
この歌詞を180度違う角度で捉えて苦笑いすることになるとは夢にも思いませんでした。

 

結論…

 
“なんだかなー”

 
しか出てきません…苦笑

コメント

  1. チェン より:

    おじゃまいたします。

    よくぞ言ってくださいました!

    私も完全に“イベルメクチンの副作用”
    と、思っていました。

    今のASKAは残念でなりません。
    …けど、『自業自得』としか思えません。

    『10years after』のLIVEで初めて
    PRIDEを聴いたあの時はすごかった!
    …まわりの女子も何人か泣いてたよ笑

    で、その感動もこないだまでありましたけど、
    ここ昨今の残念なASKAをみてて
    感動が消えてしまいました。

    オーラがもうみえなくなりました。

    ただただ、残念です。