髭男のギター小笹大輔氏ご本人に「いいね」されたので、全力で媚びた記事wを書いてみる

HIGEDAN LIVE AT NIPPON BUDOKAN guitar/instrument

いや、先日タイムラインでこんなツイートを見かけまして。

「痛ファンがこういうこと良く言うよなー」と暖かく眺めていたら、なんとご本人…苦笑

あれだけのプレイをしていてもそんなこと言われるんだ?と驚いて思わず引用リツイートしたんですが、それに対しご本人から「いいね」をもらえたという。

 
いやー、日本トップバンドのメンバーとこんな感じで直接コミュニケーションが取れるなんてツイッターって素晴らしいツールですね

 
何かトゲがあるように感じたらそれは気のせいです…苦笑

まぁ、こういうリアクションがあると嬉しいもんなので、調子に乗ってOfficial髭男dismのギタリスト・小笹大輔氏について、“昔バンドかじってました”の典型、“ギター弾き”からの“ギター持ち”な痛オヤジがつらつらと語ってみようと思います。

 

 

超一流バンドの系譜に…

 
さて、この『あのバンド、ギター要る?』問題。
そもそもこの発言そのものが超一流バンドの系譜の証、有名税みたいなものです。
 
ご存知の通り、この問題はサザンオールスターズ、Mr.Childrenという問答無用のスーパーバンドでも散々言われた話。
んで言うまでもなくサザンの大森氏(脱退してしまいましたが)、ミスチルの田原氏、両氏とも激烈に素晴らしいギタリストなわけで。

お茶の間の認識する『ギタリスト』ってのは布袋とかTak松本みたいに「うらぁ~これがギターじゃぁ」とソロを弾きまくる存在であり、令和になってもそのイメージはまだ完全には払しょくされていない、というのは悲しいかなあると思われます。
 
 
でもYouTubeのコメント欄なんかを読んでて思う髭男の凄さとして、あのスタイルにして世間からすでに「ボーカルのワンマンバンド」「歌モノ」という認識ではなく、しっかり「バンド」として捉えられ「メンバー全員・ただ者ではない」と思わせているところな気がします、しかもあの芸歴で…。
 
ミスチルにしたってサウンド面で「バンド」として機能しだしたのって『深海』以降だと思うので、そこからも彼らの非凡さが分かるところだと思います。
 

 

シンプルに上手ぇ

さて、そんな大輔氏の第一印象…。

シンプルに…

上手い
 
…苦笑

これはメンバー全員に言えることなんですが、一聴してスタジオミュージシャンレベルの演奏力・アレンジ力がある事が分かる。
 
我々はヒットチャートのトップにいるポップバンドなんて、ボーカル以外は皆ド下手で…レコーディングはみんなスタジオミュージシャンが弾いてて…という偏見が刷り込まれている世代なので…汗
 
これだけで時代は進化したのぉ…最近の若い者は凄いのぉ…、と感慨深いものがありますw
 


 
コロナの時に流行った“繋ぎ”でサラッとこういうことが出来ちゃう、という。
 
こんなにキッチリとフィンガーピッキングが出来るのね…と…汗

マジで『ソロギターのしらべ ~髭男編~』を本人演奏で発売して欲しいっす。
これ出たら見本演奏のCD欲しさで教則本関連の売り上げ記録を圧倒的に更新すると思います…
 

 
個人的に大輔氏の上手さを最も感じる動画が下記のドキュメントの5:03位でストラトを弾いてるところ。

「ジャ・ジャー」とシンプルにバッキングをしてるだけなんですが、指さばき・カッティングの鋭さ…ギターかじってる人が見ると、もうパッと見で「このギタリスト、タダ者ではない」と感じられるキレのあるプレイです。

この基礎体力的な上手さの上に、この後に語る”それだけじゃない”が乗るわけです。

 

感じる”ロック”なフィーリング

いやぁ、クソダセー見出しですがw

大輔氏のライブ映像をYouTubeなどで見た時に、あるひとりのギタリストの姿とリンクしたんですよ…それは…
 
 

そう、今や”クックパッドの人”でお馴染みの、シャ乱Qのギタリスト・はたけ。

R&Bなどをベースにしたポップな楽曲で、印象的なカッティングや歌を立てるフレーズを組み立てつつ…そこはかとなく漂う”ロック感”および”俺・俺が~感”
まぁはたけの場合は”そこはかとなく”なんてレベルじゃないですがw

この”俺・俺・俺が~感”を髭男のギターサウンドからも凄く感じていまして。

僕はこのバンド、なるべくメンバーのインタビューとかを読まずに音だけで楽しもうと思ってたんで、その辺のルーツを調べてないんですが。
漏れ伝わってくる情報や、ツイッターの紹介文を読むと…どうやら大輔氏のルーツはパンク・メロコアらしい、と。

ハイ、ここで自分の音から感じた印象の”答え合わせ”が出来た快感、これこそが音楽を聴く醍醐味のひとつです。
はたけのルーツがハードロックであるのと同様に、大輔氏の根っこにはパンクがある、と。

髭男の曲中で見せるファンキーなカッティングや、絶妙のオブリガード…そこにプラスされる“滲み出るパンク魂”という隠し味、これが“バンドサウンド”を作る肝かと。
 
一番分かりやすいフレーズは『pretender』のイントロでしょう。
ストラトやレスポールではなくあれをジャスマスターで弾くセンス。

あのイントロ、ライブでも絶対にジャズマスターを使ってるんですけど、それによってあの美しいフレーズ、音色の中に…ほんの僅か”汚さ””粗さ”が付与されるという。

この”濁り”みたいな成分が『バンド』の個性そのものであり、サウンドにとって滅茶苦茶大事なトコロになるわけです。
あのイントロを、一流スタジオミュージシャンが高級コンポーネントギターで弾いても”あの感じ・あの味”にはならないと思います。

 
ここでもうひとつ、重大なポイントを。

この手のバンドの”個性”ってのは、プレイヤーがいわゆる”ヘタウマ”だからこそ、だったりする場合も多いわけす。

古いけどジミーペイジとかジョージ・ハリスンとかまぁそんな感じ。
「上手い…かはノーコメント、でも何か知らんがカッコいいし真似できん」みたいなw
 
ただ大輔氏をはじめ髭男のメンバーは基礎技術の部分も超高レベルに持った上で、バンドならではの個性も出せているってのがスンバらしいとこだと感じます。

 

 

 

“オイシイトコロ”を総取り -ワウ・スライド・アコギストローク-

先述のように大輔氏、パンク由来らしい…のですが…クラプトンやジョージ・ハリスンが好きなオッサンにして…とにかく”オイシイトコロ”を外さないギタープレイをしている印象があります。

まずはなんといっても“ワウの髭男””髭男のワウ”と言っても過言ではない、ワウペダル。
『I Love…』のデジタルサウンドの中ですら激烈に主張してくる”入れどころ”は見事です。

ちなみに、これ書いてる最中に入って来た情報によると、新曲のタイトルが何と『Cry Baby』らしいですwwww
 

そして「ビンテージ」などで聴ける激シブのスライドギターや、『Laughter』や『Hello』などで炸裂するアコギのストローク…

ギタリストにとってヨダレ垂らしまくりな”オイシイ”ポイントに、絶対に外さずに完璧なフレーズ、奏法を持ってくるセンスに脱帽しまくり。

 
こういうギターを弾く人が令和のトップバンドにいるというのは、何か知らんけど誇らしい気持ちにすらなりますね。
 

 

 

独断と偏見で選ぶ、小笹大輔・ベストプレー5選

てなわけでそんな大輔氏のプレイを存分に堪能できる曲を、独断でえらんでみました。
ちょっと、いやかなり…ベタな感じになっちゃいましたがそこはご容赦を…

■Fire Ground

ライブで一番盛り上がるとこで演奏する定番曲だそうで、この間TVで1時間ライブをやった時にもセットに入っていましたね。
なんだかんだ分かりやすい髭男のギターといえばこのハードな曲になるんでしょう。

とはいえベタなロックナンバーという感じでは無く、リフがファンキーなカッティングだったりと髭男らしさを伴っているのが憎いトコロ。

ポイントで使われるワーミ―、シンセと絡む間奏のライトハンドなど見どころ満載。
TVでもやっていましたが、ここにライブではパープル、インギファン垂涎のギターソロパートが追加されます。

膝付いたポージングでマイナーのアルペジオフレーズを弾く…“ダサダサ過ぎてサイコー”なパフォーマンスをお茶の間にお届け、これは世のロックオヤジの心をグッと掴んだに違いありませんw

 

 

■ビンテージ

単独でもレビューを書いた曲なんですが、兎にも角にもスライドギター

そもそもJ-POPの楽曲でここまでスライドが印象的に使われてる曲自体が思い浮かびません…
イントロのアグレッシブなアプローチと、バッキングでの渋いオブリガードのコントラストが素晴らしいです。

 

 

■Universe

現時点の最新曲でも惚れ惚れするギターさばきを見せております。
代名詞のワウも踏みまくりw

でもまぁ…、この曲は何といっても1番Aメロのアコギ。
ピアノとアンサンブルするストロークが素晴らし過ぎて死にそうw、耳が幸せに包まれます。

あとはアウトロのリードギターも見事。
ホーンセクションとユニゾンしたり離れたり絶妙な距離感で寄り添うプレイ、こういうところにセンスが出ますね。

 

 

■最後の恋煩い

分かりやすく演奏が”上手い”って伝わる曲かと。
腕に覚えがあるバンドがやりがちな曲調ですな。

余談ですが、僕ら世代だとメタルとかビジュアル系やってた人が、30前位に唐突にこういう曲やりだすという印象がありますね。
つい最近まで化粧して速弾きしてたヤツが、突然タワーオブパワーとかを語りだしたりするというww。

彼らは色々音楽性の進化…とか言ってましたが、今ならわかるぞぉ…恥ずかしくなって、恥ずかしくない音楽をやろうと思ったんだよな…と苦笑。
 
んで…こういう曲やるバンド、売れねーんだよ笑。
オシャレなOLとスーツ着た音楽頑固オヤジのファンが付いて300人キャパ位のお洒落なハコ、位で頭打ちになったりします…
 
でも流石はヒゲダン、その辺分かってるのか?意外にこういう“オシャレ跳ねもの”的な曲、少ないんですよね、マジでこの曲位です。
 
 
さて、話をギターに戻して…汗。

やっぱりカッティングとワウのプレイの良さを分かりやすく感じられるというのが良いかと。
あと、音色をコンプかけてパキパキのクリーントーンではなく、歪み強めの生々しいクランチサウンドでプレイしてるのが「パンク」を感じでGOODです。

 

 

■HELLO

最近の曲が多くなるんですが、というのも近い曲になるにつれて…ギターのインパクトも増しているのでそうなるのも必然でございます。
 

さて、冒頭の『髭男はギターが聞こえない』に絡めれば…この曲は…

ギターしか聞こえない

てレベルでギターが立ってます。

中後期のビートルズフレーバー溢れるこの名曲で、惚れ惚れするギタープレイをかましてます。
 
ピアノやホーンセンクションが大きな割合で入ることが多い都合上、髭男のメインギターパートは1本なことが多いんですが、この曲は左右に2本のギターパートが鎮座する、オーソドックスなギターバンドスタイルとなっています。

右チャンネルのカッティング、合間にエレドラのフィルとアンサンブルするおかずとかもうたまらん。
んで左チャンでは細かいリフ弾いたり、ディストーションギターをギュインギュインいわせたりと…
これでギター聴こえないと言っている人はマジで自分の耳の方を疑った方がいいレベル。

とはいえ、この曲でのギターの見せ場は何といっても曲のラスト
”訳わかんないけどカッコいい、謎の終わり方”、古いレジェンドバンドによくあるやつ。
 
トゥルトゥルトゥルトゥルゥゥゥゥゥ~~~ギャウン

 
トリルからのスライドの締め、音色といいタイミングといい完璧!!でございますな。
この曲聴いてると、途中から”ここ待ち”になりますww。

 
 

と、いうことで確かに“ピアノポップバンド”と称され、楽曲の性質上リズム隊に目が生きがちな髭男ですが、そのなかでパンク精神に溢れつつ、技術的にもセンス的にもキラキラと光りまくっているプレーをしている小笹大輔氏に関して、一応同じギターをかじっていた者として、かなり前のめりで紹介してみました。

 
 

いやー、久々に超長文書いたな…
お付き合いいただいた方、ありがとうございました☆☆

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