ヒーローショー
息子とシアターGロッソという東京ドームシティ内の劇場へヒーローショーを見に。
『後楽園遊園地で僕と握手』
という響きにピンとくる世代なわけですが、後楽園遊園地はラクーアになりヒーローショーも今では室内劇場で行われるわけです。
以前仮面ライダーを見に行った時も、特効やプロジェクションマッピングを駆使したショーアップされたステージに度肝を抜かれたわけですが、今回のポイントはさらに…
中の人
も出演する特別公演、ということ。
年に数回行われているようですが毎回即完のドル箱興行のようです。
実際ウチも前回は抽選で外れてのリベンジだったりします。
まぁ個々の役者が好きな人も見に行くでしょうし(元モー娘の人とかもいるし)、親的にも「どうせなら…」という気分にさせられます。
んで、通常公演からのアップチャージがいいセン付いてくる値段なんだわw
ちなみに現在の戦隊は「警察戦隊パトレンジャーVS怪盗戦隊ルパンレンジャー」といいまして、警察3:怪盗3のヒーローがいて、共通の敵と戦いつつこの警察と怪盗も対立関係にあるというやや複雑な設定になってます。
とはいえ複雑なストーリーで進化することを選んだ仮面ライダーに対し、時代の流行は取り入れつつも水戸黄門的な”いい意味でのマンネリズム”を守るスーパー戦隊、分かりやすい勧善懲悪と子供だまし全開のネタ展開は健在(褒めてます)。
アルセーヌ・ルパンが残した財宝「ルパンコレクション」を怪人・警察・怪盗で取り合うというのが基本設定なんですが、この財宝が消防車だったり飛行機だったり…メチャメチャ現代的でオモチャっぽいところが見所です。
あと「クリスマスには鮭を食え」の名言と共に去年末に放送された回はマジで神回、DVDの得点映像を地上波で流す勇気に脱帽しました
そんなわけでヒーローショー
今回は計6人のヒーローに加え、中盤以降に登場する「ルパンX」を加えた登場ヒーロー7人全員の「中の人」までが登場する豪華布陣。
ちなみに「ルパンX」こと元木聖也氏は正月番組で抜群の身体能力を見せていたので、そのアクションにも注目でした。
ちなみに席は3列目、チョーいい席。
定刻を回り暗転し、まずは敵の大ボスが登場。
丁寧~~~に今回の悪事プランを説明してくれますw
小競り合いの後、緞帳が落ちるとそこには中の人7人がズラり。
ごめんなさい…あまりのカッコよさに涙が出るくらい感動してしまいました…苦笑。
その後は切った張ったのステージが展開されます。
高所からの落下、早替え、ワイヤーアクション、プロジェクションマッピング…も~てんこ盛り
んで最初と最後だけチョロっと出てお茶を濁すくらいかな?と思っていた中の人たち、かなりガッツリストーリーに参加します、これは嬉しい誤算
特に噂のセイヤ君、他のメンバーが変身後の中、ひとり生身でアクションをする場面もあり、その身体能力を惜しみなく見せつけてきます。
いやーこれは「SASUKE」や「炎の体育会TV」が放っておかないでしょうw
なんというか…普通に…よく出来た面白い舞台です。
「ヒーローショー」とか呼んじゃうのには違和感がありますね…苦笑。
ただ仮面ライダーの時にも感じたんですが、あまりに完成度が高く、ストーリー性があるので、この手のヒーローショーの定番である…
アイツを倒すためには君たちの応援が必要だ!!
っていうコドモ煽りの時間が逆に浮くという…苦笑
てなわけで1時間弱、親子とも飽きずに見入ってしまう充実の時間でした。
ウン、これ大人がハマるのも分かる気がするわー。
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