■Crews maniac sound:SEC-Blackie
押しも押されぬメインギター、いわゆる”墓場まで”の楽器。僕とクルーズとの付き合いはここから始まる…笑。
とはいえ実は購入したのはKEY新宿のセールで”新品10万円”というクルーズヴィンテージラインの評価がウナギ登りの現在では考えられない激安購入品。
こういう”出会い”は大事です。
僕のエレキギターの”基準”を作ってくれたのがこの楽器。
抜けが良く立ち上がりが早い感じは、見た目はフェンダーライクでもクルーズの個性そのもの。
ストラトの形は好きでも僕は”フェンダーよりクルーズの音が好き”ということでもあります。
オールドのストラトを意識しているだけあって、デットポイントがあったり、高音部でどう調節しても詰まる個所があったりするんだけど、そういうことを気にするのは粋ではないw
ワウとドライブペダルだけで繋いでラフに弾くのが似合う音だと思います。
何だかんだと15年選手、傷とか指板なんかがいい感じになってきてますね、良く出来たギターはダメージが刻んでいくにつれてカッコ良くなっていくというのは本当だなぁ、と思います。
新品で買った自分のギターがくすんでくるとやはりこう感じます、”レリックはクソだ”w
改造点としてはピックアップを「K&T Pickup ’54」に換装してあります。
これでより誤魔化しの効かないリアルな音になりました。
■Crews maniac sound:Reunion
ぶらっきーに続き「クルーズ×クラプトン」シリーズ第2段。
クリームの時の335タイプを意識したセミアコモデル。
パッと弾いただけでも明らかにジャズではなくブルース~ロックを思い起こさせる音なのが素晴らしい、楽器のチューニングってホント大事なんだな、というのが分かるところです。
最近の家で練習する時はこれを弾いていることが多いですね。ビートルズの曲を練習する時はやっぱり箱モノの方が気分がでます、あと指がなまってるとギブソンスケールは楽w
写真では分かり難いですが、音だけでなく色も凄く良い感じです。これに見慣れた後で現行ギブソンのレギュラーの335をみるとオモチャみたいで萎える…やはり楽器は見た目です…苦笑
■Crews maniac sound:SolutionⅡ Custom
クルーズのオリジナルモデル「ソリューションⅡ」をベースにオーダーメイドで制作。
実はフーチーズで買った唯一のクルーズギターw
Ab’s、ソリューション等にみられるクルーズのオリジナルシェイプは実は”一見フツーだけど実は個性的”という僕の理想とする個性を持ち合わせていて凄く好みですね。
オーダー内容は、ボディー材を2Pから1Pに、ネックシェイプをぶらっきーに揃えて三角気味に、ステンレスフレットといった感じ。
何よりも一番うるさく指定したのは”色”(笑)
最近のフェンダーの同色における発色の強い感じではない、薄めの上品なソニックブルー。こちらの口頭での指定でバッチリな色合いを出してきたのは流石です。
でも社長の反対を押し切って導入したステンレスフレットが失敗だったなぁ…、どーしても歪ませた時に出る変な音域が耳に付くんですよね…。
この楽器を作ってから約10年、ステンレスフレットのシェアが広がっていないコトを見ても「減らない・丈夫」というメリット以上に音色のデメリットを感じる人が多いってのが実情だと思います。
ルックスとか弾きやすさ、サウンドバランスは素晴らしい楽器なんですけどね…。
このギターは息子がギターに興味を持ったら譲ろうかな、とか思ってたりします。。
■Crews maniac sound:GTN-4
ベース界のみならず日本音楽界の重鎮・後藤次利シグネイチャーモデルの4弦ベース。
一本しっかりしたベースが欲しくて購入したもの。
シェイプは好きなんだけど、ナチュラルフィニッシュがちょっとシブすぎてルックス的な好みはちょい微妙。
宅録でインターフェース直とかで弾いても、芯のある良い音で録れたりと「現場主義」がウリのクルーズの実力を感じる楽器です。
コントロールのつまみを全部センターにした時のサウンドが一番しっくりくるあたりにも、制作者側のプライドと自信が伺われます。
インチキベーシスト的には、ネック薄く演奏ストレスが少ないのもありがたいです。
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