映画ポケットモンスター『ミュウツーの逆襲』

息子と一緒にポケモンの映画へ。

ミュウツーの逆襲

僕はポケモンがはじまった時にはそこそこオトナだったんで思い入れはないんすよね。

経験はゲームボーイでちょろっとやったくらい。

ポケモンの思い出と言えば大学生の時に行ったアメリカ旅行で、どの都市でもオモチャ売り場や本屋の児童書コーナーがピカチュウで真っ黄色だったのを見て、流行の大きさにビビったということですかね…

この頃に行われたオリンピックで、報道各社がインタビューした選手に渡すために用意するピンバッチがテレ東は「ピカチュウ」で、フジの「孫悟空」と並んで異常に人気を博し、選手がバッチ目当てに二社のインタビューを優先的に受ける、などと話題になってたのを覚えてます。

 

ちなみに英語では「ポケットモンスター」というのがど下ネタな隠語になるため、海外で公式のものは絶対に「Pokemon」という表記されるそうです。

 

閑話休題

 

そんなわけで小1の息子サマ、現在のメインブームがポケモン。

ただし、まだゲーム機は一切与えてないので、学童で「塗り絵や本をコピーした絵を切り抜き、それを使って友達とバトルする」という非常に昭和貧乏風味の遊びをたしなまれております…苦笑

 
まだSwitchはいいかなー、親の好みで決めちゃいけないですが、僕も妻もゲームをやらないんでねぇ…

 

 
とにもかくにもそんな息子サマと映画へ。
 
タイトルに聞き覚えがあると思ったら20年くらい前の大ヒット作のリメイクとのこと。

 

 
まずトータルな感想を言えば…

 

 
ビミョー―・・・

 

 
考えすぎな感じがハンパないっす。

 
僕は子ども向けの作品に付けられる「大人が泣ける」「親も感動する」的なキャッチコピーが大っ嫌いなんですが、その典型、しかもそれすらスベっちゃってたという印象でしたね。

 

 
この手の映画は、基本ベタなバトルもののドタバタ劇でいいんですよ、感動やメッセージなんてもんはあくまで隠し味。
 

 
それなのに隠し味がま~主張する主張する、んでその味が美味くない、そんな感じ。

 

 

オープニングでのポケモン同士の野良試合、あんなノリでバトってればいいじゃない、と。

 

 

いのちがぁ~、たたかういみがぁ~、にんげんなんてらら~ら~らららら~ら~

 
みたいなアムロ、カミーユ的なノリはまだいらんて。

 

 
挙句、戦いが”地味”。

 

 
ネタバレになるからあれなんだけど、ストーリーの構成上、基本的にバトルが同種同士なの。

 
「キン肉マンVSキン肉マン」「ロビンマスクVSロビンマスク」「ピッコロVSピッコロ」「ヤムチャVSヤムチャ」。。。

 

変化球としてたまにあるなら”アリ”な展開なんだけど、ずっとこれだとテンションも上がんないし画がダレる。

 

んで同種とはいえ「暗黒聖戦士」みたいに、悪モンの色変えるとかツノはやす位すりゃいいのに、律義にクローンってるから、後半まじでワケワカメ。

 

 
でラスボスとピカチュウがバトるわけでなく、特別な必殺技が出るわけではなく…

 

 
全編を通して作者の“どう、オレいいこと言ってるでしょう?”感が前に出すぎて、肝心のポケモンバトルがおざなり。

 

 
そもそも何に無理があるかというと…「戦いは良くないよ」的なことをメッセージに入れようとすると…

 

 
じゃぁ、ポケモンバトルそのものって何なん?ど~なん?

 

 
というツッコミがね発動するわけ、んでそこを全く回収せずにスルーしてるという。

 

 

高知で闘犬育ててるオッサンが動物愛護や命の尊さを語る

…いや、分かるんだけどさぁ…どうしてもそこ気になるっす…みたいな。

 

 
トータルな感想としては…

 

ファーストガンダムで「ククルス・ドアン島」の回をピックアップし、無理くりシャアを絡ませて90分に引き伸ばした

 
そんな感じ。

 
プロットの段階で厳しいものを無理くり立体化すると、アウトプットにもその無理が露呈するという好例、そんな印象でしたね。

 

 
子供向け映画、結構見てきたけど、ドラえもんの完成度は群を抜いてますな。

 

 
「子どもウケ」という点ではディズニー/ピクサーを凌ぐ気すらします。

 
次回ドラえもんはアニバーサリーらしくテーマは「恐竜」とのこと、外すわきゃないのでこれはマジで今から楽しみです。

 

 

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