ポール・マッカートニー@東京ドーム【2018/11/01】

ポール・マッカートニー music

東京ドームにポール・マッカートニーのライブを見に行ってきました。

ここんところは2年に1回、律儀に来日されている御大。
正直マニー的にもキツいので、今回はスルーを検討するも…、”万が一、これが最後の来日になったら”と思うと流しきれずにいそいそと参戦となりました。

いやーもはや「自分の寿命」をタテにしたプロモーションw、誰も逆らえません…苦笑

そして結論から言うと…

最高かよポール!!

と、大満足の内容でした。

 

と、いうわけでライブレポへ。

勤め人に平日の18:30開演はキツい…定時ダッシュをかましギリでドーム到着。
まぁ、もっとも大抵は押すからちょっと余裕を見ても大丈夫なんですけど(といってるとたまにオンタイムで始まるからタチが悪い)。

定時を20分位過ぎた頃にSEと映像がライブ仕様に、スクリーンにデカデカとヘフナーベースが映し出されると同時に暗転~メンバー登場。

シンプルにカッコいい。

白いシャツにワインレッド?のジャケット。
流石にちょっと老けた感じはするけど、肌ツヤは良い。

 

1曲目は『A Hard Day’s Night』

これは前の来日と一緒。
オープニングを楽しみにしてる人も多いし、ここは変えて欲しかったかも…

続けて『Junior’s Farm』、ポールのこういう何気ないロックンロールナンバーは本当に気持ち良い☆
さらに『Can’t Buy Me Love』で大歓声。

見に行くたびに思うんだけど、本当に音がいい。
「東京ドームは音が悪くて聴けたもんじゃない」とか言われてたのも昔の話。
スタンド席で見ていてもドラムのゴーストノートやギターの空ピックのニュアンスまで分かるサウンドメイクは見事。

ポールのボーカルもかなり好調。ひとつ前に見た時よりもむしろ調子が良い位。
このクラスのレジェンドになるとマジで「加齢」に逆らえるのかとビビる。

4曲目『Letting Go』の途中で、アリーナ中央にホーンセクションが登場。
このツアーにおけるサウンド的な一番のポイントはこの『ホーンセクションの参加』でしょう。

おそらく観客の半数位は、ホーン隊を見た時点で”ある曲”がアタマに浮かんだはずです。

 

そしてその2曲後、期待通りに印象的なイントロが響きます。

『Got to Get You into My Life』

もうね、ここは観客と演者で”あうん”の呼吸。
この曲の前にホーンセクションの存在を見せた上で、”これを聴きたかったんだろ?”と。

たしか90年位のツアーで演ってたんで、ツアーで演奏するのは30年ぶりくらいじゃないでしょうか?
とりあえずこの曲が聴けただけで今回の参戦、元は取れましたw

このホーンセクションは、メチャメチャいい感じにサウンドにアクセントを加えてましたね。特に『Lady Madonna』や『Live and Let Die』などはサウンドの華が増して良かったです。

あと「せっかく入れたし…と元々入ってない曲を無理やりホーンアレンジして、原曲の雰囲気を壊しちゃう」という、”ホーン入れるとやりがち”なあるあるが無かったのも良かったですw

欲を言うなら、折角トランぺッターがいるなら『PENNY LANE』を生で聴きたかったなぁ~。

 

ちなみにセットリストに変化があったのはここまで。
あとはほぼ前回の来日と同じ内容だったりするんですが…

 

マンネリの向こう側

 

がハッキリと見えましたw

もう、”いいんですこれで”、と。

特に『Ob-La-Di, Ob-La-Da』から本編ラストの『Hey Jude』までは、もはやこれでひとつの組曲

それ位美しく、完璧な流れ。
今更、奇をてらったセットチェンジなど要りません。

んでポールもバンドも絶好調。

現メンバーになった時は多分20代後半~30代前半位で「若手に刷新」などと言われていたサポートメンバーもいまやすっかりオッサンw

20年近くコンスタントにスタジアムツアーを演ってきたことで、サウンドも円熟期を迎えています。ビートルズやウイングスの元演奏を消化、それを超える自分たちの音を確立しているという印象すらありました。

特にポールのベースに、ドラムとギターのカッティングが乗った時の”タテ”が気持ち良く合ったグルーヴは最高です。

あと今回のライブを見ていて特に感じたのは、この人はとにかく「バンドマン」なんだな、と。

「持ってる楽器はお飾りで歌に専念」とした方が楽なのに絶対にそれをしないんですよね。
ベースはもちろん、ピアノやギターの時もポールが弾くパートが無ければアンサンブルが成立しない重要なパートを”プレイヤー”として担ってるという。

『I’ve Got a Feeling』のギターなんてメチャメチャ上手くてマジ感動したし。

 
そんなわけであっという間に本編が終了。

アンコールでは『I Saw Her Standing There』の後、ステージに上がった観客が公開プロポーズをするという、予定調和なアクシデントがあったりもしつつ(どさくさに紛れて持っていたボードにサインを貰っていたのがウラヤマシイ…)

なんとここで…

『Helter Skelter』

こんな曲を演らんでも、もっと楽でウケのいい曲が沢山あるだろうに、あえてこのハードな曲を選ぶあたりポールのプライドと茶目っ気を感じで素敵でした。

ちなみに『Yesterday』が外れるという(前日は『I Saw Her Standing There』のトコで演ってるようですが)。

オーラスはお馴染みのアビーロードB面メドレー。

レポを書くたび言ってますが、この曲の途中、ドラムソロのところでで、グランドピアノのセクションから降りてきてギターテクからレスポールを受け取るまでの流れがポールのライブで一番好きな画だったりします。

 
と、いうわけで改めて”サイコー”以外の言葉が見つからない最高のライブでした。

 

それにしても幕間の休憩を作る事もなく、楽器隊のソロコーナーやインスト曲を挟んだりもせず、2時間半ぶっ通しでベース、ギター、ピアノを弾き歌う…

76歳のおじいちゃんが

それも、十二分に観客を納得させるクオリティーで。

もう、言葉が出ません。

 

次回80歳での東京ドーム、お待ちしております☆☆

 


■セットリスト
A Hard Day’s Night
Junior’s Farm
Can’t Buy Me Love
Letting Go
Who Cares
Got to Get You into My Life
Come On to Me
Let Me Roll It
I’ve Got a Feeling
Let ‘Em In
My Valentine
1985
Maybe I’m Amazed
We Can Work It Out
In Spite of All the Danger
From Me to You
Love Me Do
Blackbird
Here Today
Queenie Eye
Lady Madonna
Eleanor Rigby
Fuh You
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Something
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Band on the Run
Back in the U.S.S.R.
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude

<Encore:>
I Saw Her Standing There
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
Helter Skelter
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End

 
ポール・マッカートニー

 

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