音楽とかギターとか育児とかテキトーに

どこぞの馬の骨が、ダラダラと浅い知識を殴り書くブログ。

今だからこそ“TOKIOの凄さ”を語ってみる

TOKIO山口メンバーの脱退が正式に決まったようですが。

いやーそれにしても…ボクが好きなバンドはメンバーが何かしでかさなきゃいかんのですかねw

ブログでも何回か書いてますが、ずっと前から“バンド”としてTOKIOが大好きです。
ライブも3回くらい見てたりしますし、これは“ハナシノネタ”目的ではありましたが『握手会』なるものにも参加したことがあり、山口とも手を握ったことがあるというw

ボク的にチャゲアス、ビートルズ、クラプトンときて“その次”はTOKIOなんじゃないか?という勢いだったりしますが。

ガチなハナシとして、TOKIOって日本の音楽界、特にバンド畑では非常に重要なバンドだと思うんですよ。

どれだけTOKIOがバンドとして凄いか、それが最も分かりやすいのが…

今の日本で、ある程度一般レベルでメンバー全員のパートと名前がさっと出てくるバンドがいくつあるでしょうか?

というか世界でもここ20年位そんなバンド、ほぼ無いと思います。
強いて言うならば海外でレッチリ、日本ではユニコーン位でしょう。

ロック史を振り返っても、バンドメンバー全員が広く浸透したバンドってのは、ビートルズとツェッペリンくらいな気がします。
ストーンズやパープルでもメンバーチェンジがあるからフワッとしてるとこありますしね。

そんな中で(もちろんテレビ、バラエティーの助けがあったとはいえ)TOKIOはそれを成し遂げているのですよ。
TOKIOの素晴らしいところは、バラエティーで魅せる各人のキャラクターとバンドでの担当楽器が見事にリンクしていることだと思います。

音楽性で言えば「明るくて分かりやすい歌」を“せーの”って感じのバンドサウンドでお茶の間に届けてきている、これが良い。

初期の『LOVE YOU ONLY』とか『噂のキッス』はもちろん、筒美京平/なかにし礼という大御所中の大御所が書いた快作『Ambitious Japan』、その他『DR』『メッセージ』など、明るく、キャッチ―で“スカッと”する曲を笑顔で演奏し、一応全員が歌う、という。

これってまさに“初期ビートルズ”の系譜だったりするわけでね。

アングラに近いところでニューGSみたいなバンドは結構いますが、ど真ん中、Mステで20年こういうスタイルで出続けてきた功績ってのは非常に大きいと思います。

余談になりますがリーダーが書いた『僕の恋愛事情と台所事情』という曲は、明るいラブソングとしてボクが3本の指に入るくらい好きな曲だったりします。

んで、ここはあんまり触れられてない気がしますが、僕は“ロッカバラードが様になる”という点でTOKIOはもっと評価されていいバンドだと思います。

エアロスミスの『Miss a Thing』(アルマゲドンの主題歌ね)みたいなド直球ロックバラード、こういうのがハマるんですよ。

ピアノで静かに始まって、サビ前でドラムがドン、ギターがギュイン、ストリングスも効かしちゃいますよ~、と。んで歌詞もコッテコテで『あいしてるぅ~』『離さないぜいぇー』みたいな、もうそういうベタなヤツ。

曲で言えば『君を想うとき』とか『GREEN』。こういう曲を歌って画になるってのが、やっぱ“バンド”の醍醐味であり“ロックスター”の華。

こういう曲はどんなに歌が上手くても、ボーカルがチビでデブじゃどーしようもないわけですわ。

『イケメン、長身、パンチのある歌』、この3要素が揃って初めて成り立つわけです。
んでB'zの稲葉は格違いの例外とすると、お茶の間レベルで次点に来るのは実は長瀬ではないか、と。

曲提供した曾加部恵一が『理想のボーカリスト』と称してましたが、長瀬智也ってのはボーカリストとしてもっと評価されていい存在です。

『ハードロック生まれ・ジャニーズ育ち』という、非常にレアな成育環境が生んだ突然変異。

昔『LOVE LOVEあいしてる』で『ハイウェイスター』を楽々と歌いこなしてて驚いたんですが、ガンズやMr.BIGのファンと公言してるように、元々の志向はこういうシャウト系なんでしょう。

また話が逸れますが、東山センパイに連れて行ってもらったマイケル・ジャクソンのコンサートで『他のジュニアはマイケルのダンスに釘付けだったのに、長瀬だけはサポートギタリストのスラッシュをずっと見ていた』というエピソードが大好きですw

そこにジャニーズ独特の“あの歌唱”を叩き込まれた結果、“野太い中に可愛さがある”という相反するものが見事にミックスされた独特のボーカルワークが出来上がったと思われます。

あと生で聴いての感想として、おそらく彼は“地声がメッチャデカい”。
これものすごーーーく重要、ボーカリストとして細かなピッチだなんだの千倍大事なコトです。

長瀬の凄さは代表曲になりますが『宙船』が分かりやすいっすね。

この曲…彼はなんと全編“シングル”で歌ってます。

ジャニーズの歌と言えばユニゾンを重ねて、そこに何層ものコーラスやスタジオミュージシャンのシャドウボーカルを入れて組み上げていくのが相場ですが(もちろんそれはそれの良さもありますが)、この曲はその真逆“コーラス一切無し・ピン長瀬”という。

しかも(これは予想ですが)ほとんどワンテイクに近い気がします。パンチインやブロックに分けて歌うのを極力避けて、ノリ重視で一筆書きのように歌われたという印象。
それ位“勢い”のある素晴らしいボーカルワークです。

ここでのポイントは、制作側が長瀬のボーカルに対してそれだけの信頼を置いているという事実。

だってこの曲、アルバムの1曲とかじゃないわけでね。言わずと知れた御大“中島みゆき”描き下ろし、しかも中島みゆき作品でも間違いなく上位に入る“名曲”があがってきている、と。
紛れもなくこの時点での“勝負曲”ですよ。

んでみゆき節全開の壮大な世界観にどう向き合うかと考えた時に、メンバーのコーラスにさらに幾重にも女性コーラスを重ねて…、分厚いストリングスを入れて…みたいな方向性に行ってもおかしくない、というかそれが普通なところを…

“長瀬と心中”

これをチョイスする漢気、しかも“アレンジもザックリとしたバンドサウンド”っていうね。
まさに“ロック”です、ハイ。

ちなみにこの時期の音楽特番では、彼らはこの曲を“同期無しの完全生演奏”で演奏してました。
テンションが上がって“松岡がメチャメチャ走る”んですけどw、テレビの音楽番組でこういう生々しい感じが出ることはほとんど無いんで逆にそれがカッコ良かった印象があります。

てなわけで、ロックバンド『TOKIO』に関して久々に書いてみましたが、これまだまだ書けるなぁ…楽器の事とか多分続きますw

それにしても、少し前にフェスに出たりとバンドとしての再評価もされつつあったんで、不祥事がらみで停滞するのはやっぱり惜しいですのぉ…

 

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