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どこぞの馬の骨が、ダラダラと浅い知識を殴り書くブログ。

ポール・マッカートニー@東京ドーム(2017.04.30)

ポールマッカートニーのライブに。

去年末に“ライブ告知のためだけに”チョロっと紅白に出たのが話題になりましたが、そんなポール様は体調も崩さずに無事に来日していただけました。

5、6年前に久々に演って以降は、2年置きにくるクラプトンペースwとなっているため、そう話題にもならず、チケットも即完という感じではなかったようですが、僕が行ったのは最終日ということもあり東京ドームが超満員でした。

しかも客の年齢層が広い!!
高校生くらいの集団とかもいるし。

この辺は動画サイト・SNSなどを通じて「予習」「交流」が簡単になったことにより、新たな客層の取り込みに成功しているというのがあると思います。
ポールはその辺の新メディアへの取り組みも積極的ですしね。

そんなわけでライブレポへ。

ポールみたいなアーティストになると、軸となる楽曲や構成は20年以上動いていないので、そこにどれだけ初めて聴く楽曲が絡んでくるか、というのがポイントになります。

1曲目、言うまでもなくライブ出だしの“つかみ”として非常に重要な楽曲ですが、ここには「初演orしばらく演奏していない初期・中期のビートルズの代表曲」を持って来るのが定番です。

近年だと『Hello Goodbay』『Eight Days a Week』『マジカルミステリーツアー』てな感じ。

まぁガッチガチの“鉄板”ですが、バズーカでも打ち抜けなさそうな鉄板を何十枚と持っているのが彼の凄い所w

そして今回のオープニングは…

“ジャーーーン”

と『A Hard Day's Night』で幕を開けます。

盛り上がらないわけがない!!という選曲…、ですが…
ビートルズファンはご存じのとおり、この曲のAメロはジョンがメインボーカルであり、Bメロでポールにバトンタッチするところが最大の醍醐味のひとつなわけです。

というわけでこの曲をAメロからポールが歌うというのには、どうしても若干の違和感を覚えました。
ちなみにこの違和感、会場中で結構な割合の観客が感じているような気がしました。
そのためチョー盛り上がるはずの楽曲なんですが、どこか“イキきってない”という空気を感じたのは僕だけではないと思います。

後半やアンコールで演奏するにはいいと思いますが、“ポール・マッカートニー”のライブにおけるオープニングナンバーとしては若干の“??”が付くように感じました。

その後はまぁ先述のように、“定番”の流れで進んでいくわけですが、この日はセットで入れ替えがあるポイントが“アタリ”の日。初めて聞く『Junior’s Farm』、久々の『Jet』などは、他の日だったら聴けなかったのでラッキーでした。

それにしても…ポール先生…

『Let Me Roll It』好きですねぇ…

もう30年以上不動なわけですが、『Let it be』や『Band on the Run』と並ぶほど外せない曲かぁ?、と毎回イントロが鳴るたびに思いますw

まぁどのバンドにもこういう“何故か外れない曲”ってのがあるものですが…

中盤では、ビートルズの前身バンド『クオーリーメン』の『In Spite of All the Danger』や、『Love Me Do』『And I Love Her』の連打など、初期マニアにはたまらない楽曲も並びます。

個人的には『I’ve Got a Feeling』『You Won’t See Me』あたりを聴けたのが嬉しかったです。

んーーーでもね…しょーじき…ちょっと今回の中盤…ダレました…苦笑

『The Long and Winding Road』を外して『My Valentine』『1985』が残留とか、『Blackbird』『Here Today』『Being for the Benefit of Mr. Kite!』あたりがそのままとかねぇ…

最近のを毎回見てる人には“3回目”なんで、この辺を多少差し替えて欲しかった…というのが本音。
曲が無いならともかく、腐るほどあるわけだしね。

とはいえ『The Fool on the Hill』『I Wanna Be Your Man』あたりのレア楽曲が聴けてホクホクではあるのですが…

『Ob-La-Di, Ob-La-Da』から『Hey Jude』までのクライマックスは不動、というか“もうこれでひとつの組曲”という完成した流れです。

この辺はもはや「ビートルズの曲」「ウイングスの曲」というのではなく、“今のポールとバンドの曲”として完全に成立しているという印象です。

それにしても『Band on the Run』はカッコいい!!、あの12弦ギターが入ってくるところの気持ち良さは何回聴いてもサイコーに快感です。

ただ『Let it Be』のソロは原曲をなぞって欲しいんだよなぁ…と毎回思ってしまいますが…苦笑

ちなみにこの日は最終日ということもあり、キョードー東京様より観客全員に青いサイリウムが配られておりまして、「『Hey Jude』でみんなで振ってポールを驚かそう!」とのお達しが出ておりました。

いやー5万人のサイリウム、思っていた以上に幻想的で素敵。

同時に…オタクの皆さまって凄い、と心底思いました。
あれ2、3分で腕パンパンになります…『Hey Jude』なげーよ、とw

そしてアンコール。
入れ替え楽曲が『Get Back』だったのがこの日最大の収穫。
しかも『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)』からのメドレーってのが鳥肌立ちまくりでした。

オーラスは『Golden Slumbers』~『The End』の定番メドレーで大演壇。

2時間半、計39曲という大ボリュームのコンサートでした。
言い尽くされてますが、74歳という年齢でこのライブをやってしまうのは信じられないのひと言。

しかもバックコーラスやホーンを入れた大人数ではなく、最少人数でのバンド構成っていうのが凄いしメチャメチャカッコいい!!。
来日の度にグルーヴや楽曲への成熟度が増していくバンドも素晴らしかったです。

また、サウンドの良さも特筆もの。
『ドームは音が悪い』という通説は完全に過去の物ですね。スタンド席にいてもドラムのゴーストノートやギターのブラッシング音がクリアに聴こえるサウンドメイクにも感動です。

そして何より、ボーカルのパフォーマンスは病み上がりだった前回よりも上!!
ここまで加齢に逆らえるものか?とw

ポールのライブで何が一番凄いかというと、生で会場にいると「“昔の人”が過去のヒット曲を演奏している」という空気が全くなく、「”現役”のミュージシャンがチョー凄ぇライブをしている」と単純に感動出来るところです。

構成のマンネリ化からくる中だるみは多少ありましたが(苦笑)、全体を通しては文句なしの素晴らしいライブでした。

ラストのMCで『マタアイマショウ』と言ってくれましたが、文句なく“まだまだ出来る”という気がするので、心よりお待ちしております。

■セットリスト
01. A Hard Day’s Night
02. Junior’s Farm
03. Can’t Buy Me Love
04. Jet
05. Temporary Secretary
06. Let Me Roll It
07. I’ve Got a Feeling
08. My Valentine
09. 1985
10. Maybe I’m Amazed
11. We Can Work It Out
12. In Spite of All the Danger
13. You Won’t See Me
14. Love Me Do
15. And I Love Her
16. Blackbird
17. Here Today
18. Queenie Eye
19. New
20. The Fool on the Hill
21. Lady Madonna
22. FourFiveSeconds
23. Eleanor Rigby
24. I Wanna Be Your Man
25. Being for the Benefit of Mr. Kite!
26. Something
27. Ob-La-Di, Ob-La-Da
28. Band on the Run
29. Back In The U.S.S.R.
30. Let It Be
31. Live And Let Die
32. Hey Jude
encore
33. Yesterday
34. Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
35. Get Back
36. Hi, Hi, Hi
37. Golden Slumbers
38. Carry That Weight
39. The End

 

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