音楽とかギターとか育児とかテキトーに

どこぞの馬の骨が、ダラダラと浅い知識を殴り書くブログ。

『アイシテル ~海容~』を読んで…

テレビドラマにもなり、一時期話題になったこの作品を先日読みました。

アイシテル ~海容~

それもかなり特異な環境で…

少し前に扁桃腺を腫らして寝込んでまして、これ本当に酷い時は熱と痛みで“寝られない”のですよ。
んで真夜中にのた打ち回っている時に、気を紛らわせるために見ていたスマホの電子書籍サイトに広告が出ていて思わず「試し読み」、そこからクモの巣に捕まりご購入~という流れでした。

いやーー、こんなモン熱出して寝込んでる時の夜中に読んじゃダメだね…大泣

いい歳したオッサンが真夜中に布団の中で号泣、後に言いようのない不安に襲われるという、ただでさえ熱と喉痛で地獄のトコに自らハバネロを塗り込むような所業をしてしまいました…苦笑

あらすじとしては以下。

「小1の男の子が撲殺される事件が発生、その犯人は小学6年生。事件を通し苦しむ被害者・加害者の両家族、そこに追い打ちをかける残酷な“傍観者”であるマスコミや世間、その中で加害者少年、両家族はどう過ごしていくのか…」

親にとってこれほど「他人事」にならないストーリーも珍しいと思います。

ベタな言い方ですが、どんな普通の子でも加害者・被害者の“どっちにも”なる可能性がある。
ここまでの大事件にはならなくても、将来近い原因でそれなりの問題が起こり、親としてそこに直面する事態になることは充分有りえる、というか“あるもの”として覚悟を決めなくてはいけないと思います。

と、まぁ一般論を出した上で…

熱も下がり、何度か繰り返し読むうちにかなり冷静に読めるようになってきたのでちょっと自分なりに感じたポイントを書いてみようか、と。

ドラマでは「すべての母親に捧げる」みたいなコピーも付いていたようで、ストーリーは基本的に“母親視点・母親中心”に描かれています。

被害者の父はマスコミや加害者両親に割と一般的・客観的な怒りを示し、加害者の父は自身の育児・家族への無関心を真っ直ぐに反省していくんですが、これは“そう単純な話ではない”と悩む両母親との対比のためにあえてそうしている気がします。

悪い言い方をすれば「いいパパだろうが悪いパパだろうが、基本的には第三者」という扱いな印象を受けます。

一方で事件の「原因」となった人格形成や子どもの管理に関しても、主要因は母親にあるという描き方が前面に出ています。

まぁ実際そういう側面はあると思うし、主な対象読者である“ママ”に訴求するためには必要な描き方だとは思います。

ただ一方で、現実に男の子の親としては、ある種の違和感を感じます。

僕の個人的な意見ですが、この事件において(フィクションにツッコむのも何ですが)…

・被害者の子どもに「相手に対し“言ってはいけない”コトバを理解し、言わせないようにする」

・加害者の子に「“殺すまでは”殴らない、というストッパーを付けさせる」

上記二点のしつけは明確に“父親の仕事”だと感じます。
この二点に関して、特に子どもが男の子の場合、おそらく母親が教えるのは困難だと思います。

理由に関しては非常に単純明白(女性にとっては気分を害されるかもしれませんが…)

「“言葉の暴力”に関する許容値が女性の方が平均的に圧倒的に高い」

一方で

「“暴力”に対する許容値は女性の方が平均的に圧倒的に低い」

この二点に尽きます。

特に後者に関してはほとんどの母親は「叩くこと」自体を禁止し、その強弱まで目が行っていないと思います。

ざっくりといえば「いじめを無くそう」「暴力は絶対悪だ」という“建前論”を子どもに教えるのが母親の役目だとしたら、「いじめは“や“暴力”は“なくならないもの”であり、ある種の“必要悪”」とした上で、そこで“超えてはいけない一線”を教えるのが父親の役目であるという気がします。

昨今、中高生の年代で、この物語以上に残酷な“暴行殺人”が起こっていますが、相手を川に沈めたり、ナイフで刺したりなど“一線”を簡単に超えてしまう主な原因は世間でも学校でも母親でもなく“父親”にあると思います。

ここは自戒の面をこめて、強く感じながら育児にとりくまなければと思っています。

と、堅苦しくなりましたが(苦笑)、具体的に何するかと言えば「とにかく息子と遊ぶ」ってことに尽きますw

その中で例えば「ごっこ遊び」で、パンチやキックを受けて“本当に痛い”時は痛がった上で注意するとか、「ちょっと帰りが遅くなったり」「危ない遊具の乗り方をしたり」「泥んこになったり」「買い食いしたり」などの、母親ならば注意する小悪は見逃し、なんなら一緒に怒られるwといったことが大切だと感じますね。

ぜーんぜん話が逸れまくりましたが(汗)、この『アイシテル ~海容~』、育児の見直しは父母の関係性を見直すうえで、良いきっかけになると思うんで、是非読んでみてください。

ぶっちゃけ「加害者の父親」状態のパパはゾッとすると思いますよ…苦笑

スポンサーリンク

-未分類