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『クルミを割れた日』 ~チャゲアス・ASKA1曲レビュー~

2016/04/09

TREE

久々の1曲レビューはモンスターアルバム『TREE』収録の1曲『クルミを割れた日』でございます。

ASKAの楽曲の系統のひとつに“幼少体験系”というのがありまして、今回紹介する『クルミを割れた日』の他に『水の部屋』『夢はるか』『僕がここに来る前に』などがあります。

楽曲の性質上“キャッチ―でシングル向き”とは真逆の、ライトユーザーには“分かり難い”“捨て曲”気味な印象を与えることが多い曲が多いんですが、コアなファンにとってはスルメ系のじわじわくる名曲として親しまれる傾向にあるように思います。

この『クルミを割れた日』はこの手の楽曲の中ではキャッチ―な方だと思います。
バカ売れしているだけあって、30代半ば~40代位にはチャゲアスファンじゃない人からも「この曲が好き」という声をチラホラ聴く楽曲ですね。

ひとことで言えば『詩人・飛鳥涼』の世界が存分に楽しめる楽曲だと思います。

言葉の意味というよりも、その“表現そのもの”に力がある言葉が並びます。

『教会の鐘よりも クルミを割れたあの日』
『好きだった空色の シャツを脱いだ』

“言葉の意味はよく分からないが、とにかく凄い美しい気分だ”な描写が素晴らしいです(この元ネタも世代を選びますなw)

こういう歌詞を書ける人って他にいないですよ。

んでサビの『僕はいつも 勇気を探るたびに 裏返すポケットから あの日が落ちる』はもう“ASKA度100%”、この1行読んだだけでASKAの詞と分かります。

ハッキリとした意味は分からないんだけど、とにかく胸が“キュ”っとくるんですよこの曲は。

ちなみにASKA本人的には『TREE』でのアレンジがイマイチ気に入っていなかったらしく、『STAMP』でリメイクしてやっと望む形になった、みたいなことを言っていましたが、しょーじきほとんどのファン的にはオリジナルのTREE版の方がグッとくると思いますw

こういう真正面から“美しい”曲を聴くと、どうしても『なんであんなことに・・・』と哀しい気持ちがよぎってしまいます。

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