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-対岸の火事は蜜の味- SMAP問題をヌルっと語る

いやー、いいのか悪いのかコレとベッキー、ダイゴのせいで(おかげで?)、例の話題がお茶の間的にほぼ完全スルーw
まぁそもそも、もはや一般的には“晩御飯の箸休め”にもならん存在ということを自覚するのがスタートだと思いますが…苦笑

今日の話題はそれじゃないw

もしかしたら100年後にメディア史を語る時に『日本の芸能界・テレビで最後の“お茶の間全体を騒がせた芸能ニュース”』になるかもしれないSMAP問題について、テキトーかつ浅い感想をば。

実はボク、卒業論文が「ジャニーズの音楽」という内容だったりします。
その時に丸々1章使って、光ゲンジと比較したりなど「SMAPの分析」なんてことをしてたりもするんですが…

さて、今回の問題、僕の結論としては

上層部が『メンツ』と『欲』に拘った結果、SMAPの商品価値を大きく下げただけに終わった

という印象です。

とりあえず、メンバーの絆や思いとか、誰が誰を説得したとか、殴り合ったとかはどーでもいいです。

そんな論争はチャゲアスでやり飽きてます(爆)

それはきっとどれも正解で誤解です、ハイ。

ファンやウォッチャー的には、そういう感情的な部分を大事にしたいし、向こうも職業柄“売り”にせにゃいけないのも分かりますが、この辺の事情は実は一般企業、サラリーマンとさして変わらないと思います。

・20代の頃から立ち上げた会社があって、皆で頑張ってきたけど20年たって立ち上げメンバー同士にも溝が出来てきた

・ワンマン社長の会社で、現時点で売り上げを支える専務が不遇を感じてクーデターを起こそうとした

とか、現実社会でもありふれた話と変わらないはず。

そこに”感動的なストーリー”を乗っけとかないと気が済まないのは職業柄の特性、ただタチが悪いことに当の本人たちがその特性に酔って感情的に暴走しちゃうことも多いのが、一般企業以上にこじれる原因のひとつだとは思いますが…

ちなみに「絆」的なモンで言えばそりゃ強いに決まっていますよ、若いころから20年一緒に仕事していた同僚だったら好き嫌いを超えた「同志」的な感覚も湧くだろうし。

でもまぁビジネスが絡むと“それはそれ”という部分でもあるわけで。

特に変にアーティスト面して正解と反対を向くことも多い音楽畑の人間と違って、彼らは若い頃からショービジネスのなんたるかを叩き込まれてきた“プロ中のプロの芸能人・エンターテイナー”なわけです。

だから木村と中居がメチャメチャ仲が悪くても「解散しない方がメリットがある」と思えばそうするし、逆に仲が良くても「離れた方が得策」と思えばそうするでしょう。
その辺は徹底的にクレバーに行けなければ、あんな世界で長いコト一線でいられるはずはありません。

ちなみに僕の意見としては、この手のキャリアのあるグループで、メンバーの関係が上手くいっていない場合は、解散せずにふんわりと“存在”は残しつつ個人活動主体にシフトするのがベストだと思っています。

これを”ウンナンパターン”と呼んでいるんですがw

とはいえバンドやアイドルの場合、CD&ライブという“目に見える活動”が無いとファンも納得しないというハードルがあるわけですが。

日本でこの“バンド自体が持つ存在価値”の扱いが“上手いなー“と感じるのがラルク。
あのバンドが持つ洋楽の大物バンド的な、いい意味での“ビジネス感”というのは嫌いじゃないですね。

メンバー各々が“ラルクアンシェル”というバンドが持つ価値を理解してて、“感情的な好き嫌い”とか”本当にやりたい音楽”みたいなお題目に流れずに、その価値を崩さない絶妙のペースで活動をしてるという印象があります。

あと『5年に1回』と決め、開き直って再結成する世紀魔Ⅱも好きw

てなわけで、僕が考えるSMAPにおけるベストは「基本的に各自が好きな仕事をしつつも、たまに5人での存在感を示す特番やコンサートをする」という状態です。

よーするに“今のままでいいんじゃね?”という話なんですがw

大体素人が外野から見ててても、ジャニーズのグループでSMAPだけが「会社内別会社」みたいな感じで独立した動きをしていたのは丸分かりなんだから、内々で済ます妥協点が絶対にあったはずだと思うんだよなぁ。

個人的にはいっそ「ジャニーズホールディング」として、各グループとそ担当スタッフを分社化すりゃよかったんじゃね?と思ってたりします。
「株式会社 SMAP」「株式会社 TOKIO」「株式会社 嵐」「株式会社 V6」という感じw、それで競わせりゃグループ全体での向上につながるはず。

話は逸れますが、今回の件でジャニ―およびメリーを“老害”的に扱う意見も見られましたが、日本の非上場の中堅企業には割とみられる構図だったりします。。
以前、僕が一緒に仕事をした会社にも「87歳のおじいちゃん専務が、92歳のおばあちゃん社長を介護しながら、ともに現役で業務に参加している」というところがあったりしました。

あと大学生の時、芸能事務所で少しバイトをしたことがあるんですが、そこの社長曰く、あの兄弟は「ジャニ―が“勘”で進めるグループや企画を、メリーが全面的に信頼した上で、その事務処理や段取りを完璧に付けるという関係が構築されているから回っている、どちらが欠けてもジャニーズ事務所は成り立たない」とのこと。
腐っても“あの2人あってのジャニーズ”という側面は無視できないでしょう。

話を戻して…

とにかくグループの分かれ道で重要なことは、実は解散か続行かという事ではないのです(だって再結成はいつでもできるw)。

ここで絶対に避けなければならないのは、解散にしろ続行にしろ、そのアクションによりその“グループが自体が持つ価値”を毀損してしまうことです。

“グループが自体が持つ価値”というのを説明すると、最近ちょくちょく話題になる『光ゲンジの再結成』を例にすれば、

(よく知りませんが)現在、各メンバーがライブをやった時の集客力は、数百人~1000人程度だと思います(諸星でキャパ1000前後のチッタとかクワトロ位なはず)。

ざっと平均500人として、各人がバラバラにソロコンサートをすると「500×7=3500人」が7人の合計です。

ところが、“光ゲンジ再結成コンサート”を打てば、武道館は軽くソールドアウトするでしょう(まず僕が行くw)
武道館の集客を1万人としたら、先ほどの3500を引いて「10000-3500=6500」、この6500人が“グループ自体が持つ価値”となるわけです。

解散したバンドの再結成というのは、この“グループが自体が持つ価値”にすがる行為と言っていいかもしれません。
だから価値を上げられぬままに何度も再結成するバンドは、それが目減りして悲惨なことになるわけですw

また、チェッカーズやBOOWYのように一部の元メンバーが、解散後に“元バンドの価値”に匹敵するパワーを持っているバンドほど再結成しにくいという理屈も分かると思います(その人に旨味はないわけで)。

話が逸れましたが、それくらい“グループが持つ価値”というのは大きいのです。

そして今回のSMAP騒動、その大事な“グループの価値”を大幅に損ねてしまったなぁ、という印象があります。

まず根本的に「内輪もめ」ならば、完全に内々で済ますべき。そしてメンバーは“馬鹿のふり”をするのが正解だったと思います。
実際は当事者としてメチャメチャ意見を言っていようが、メンバーは「僕は何にも知りましぇん」「権力争いに巻き込まれた被害者です」と言って雲隠れする方が良かった気がします。「悪い大人たちの争いに巻き込まれた子羊」を演出するわけです。

それなのにマスコミが報じる「メンバー間の意見が割れている」というのを半ば認めてしまった。
これによりどっちに転んでもグループ内で悪者と善玉が出来てしまう結果になり、グループ全体として“プラスになる”方法を無くしてしまうことになりました。

んでスマスマの会見も全部は否定しませんが、諸星曰くの“お葬式みたい”なあの雰囲気はいただけないかと。あそこは“お芝居”でも、続行の目を残すならば笑顔で“一致団結してやります”の方が良かったと思いますね。

「懲罰的に下手に中居を座らせた」と言われていますが、それが事実だとしたら、そのことで一番大事な“グループの価値”を下げてしまうわけで、あれは完全に事務所のミスだと思います。

この点はSMAPが“これまでのアイドルと一線を画す”と言われた理由である、「自主性」や「個々が考えて動けるスキル」がマイナスに働いてしまった部分もあると思いますが。

元々SMAPって“ソロ”と“グループ”での露出を繊細にコントロールすることで、「グループの価値」を非常に大切に守ってきた印象があるので、今回の失態の影響は大きい気がしますね。

あとこれは僕個人の印象ですが、SMAPって意外に個々のメンバーの立ち位置をグループが支えている割合が高い気がするんですよね。
お茶の間が無意識に抱くものとして、ソロ活動でも「SMAP木村」「SMAP中居」という印象が強く、“グループあってのソロ”というのが実は相当大きいと思う。

例えば「TOKIO長瀬」「V6岡田」「嵐桜井」よりも、「SMAP木村」といった時の“グループ名”が持つイメージが大きいと感じます。

だからこそ今回の件での『グループ価値の毀損』は、想像以上にダメージが大きい気がしますね。

“グループの価値”っていうのは、メチャ重要なくせに“霞”のように実態が無いものなので、いったん失うと元に戻すのは不可能に近い位困難なわけで。

まぁ、それをどう回復していくか?、はたまた空中分解へと向かうのか?、それをヌルっと見守るのも一興ですが。
『最後のお茶の間スター』の晩年、なかなかに興味深いですね。

そういや“グループの価値を傷つけない”という意味では、例のオッサンが活動休止中にやらかしてくれたのは、不幸中の幸いだったのかもしれません…苦笑

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