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『cry』 ~チャゲアス・ASKA1曲レビュー~

ASKA CRY
この1曲レビュー、書くの楽だぁw

というわけで今回は『西野カナ・加藤ミリア的“翼を広げて携帯握りしめちゃう女子”でも分かるASKA』をテーマにお送りします(嘘)。

まぁ“病んでて異性やクスリに逃げる寂しがり屋のかまってチャン”という点ではむしろ共通点は多い気もしますが苦笑

そんなアナタにオススメの一曲がこの『Cry』

この曲はASKA歌唱の音源はリリースされていない曲なので、YOUTUBEで思う存分お楽しみください。

元々は黒田由紀というシンガー(現在は引退)に提供した曲でたしかアニメ「ストリートファイター」の主題歌です。

実はカップリングでして、A面は『風吹いてる』というアップテンポの曲だったりします。
当時からASKAは「『Cry』をA面にしたかった」と言ってましたね(たしか小室哲哉との対談で熱く語ってました)。
確かにこの2曲を比べると、何をど~考えても格違いに『Cry』の方が名曲です。

ちなみにASKAサマ、この曲をどーにか世に出したかったようで、後にサッカー柳沢の嫁さんとなるモデルに歌わせてリリースしようと画策、例のごとくライブMCでフライングするも“実現せず”(チャゲアスの『One Day』を歌ったんだけど、これがまーイケてねーんだw)という憂き目をみています。

余談になりますが、2回とも『Cry』ではなく『風吹いてる』『One Day』を選んだのって、無名のシンガーがシングルとして出すには”インパクトに欠ける”という理由だと思うんですが、素人考えでも女子100人が聞いて80人位は『Cry』を気に入ると思うんですよねぇ…
こういう時のレコ―ド会社の人の意見って“マジでバカなの?”と思わざるを得ません。
ここは全面的にASKAに同情します…

そんなASKAサマはどうしたか?、“じゃあ自分で歌う”とこの曲をソロライブの定番曲にしますw
もっとも、カバーアルバムなどに入れなかった事を考えると、やはり「女性ボーカルの曲として世に出したい」という気持ちが強かったのかもしれませんが。

てなわけでやっと楽曲の内容へ。

この曲は1にも2にも3にも歌詞!!!

ASKAが書いた歌詞の中でもトップ3に入るんじゃね~かというスンバラシい詞です。
ハタチやそこらの無名シンガーが「君が歌う曲だよ」って、こんな歌詞を渡されたら確実にホテてまいますw

『Knock』の時に触れましたが、サビにキャッチ―なリフレインフレーズがあって、Aメロには明確なストーリーが存在するという二階建ての構成です。

とはいえ『Knock』は視点が自分の目線だとしたら、この曲は女性形だけあって“俯瞰”です、引きのカメラがだんだん寄って行く感じでしょうか?

このAメロ部分の描写が…美しすぎます。

もうね・・・オープニングの歌詞から異次元

『椅子の背もたれを抱いた またがるように座った
あごを乗せながら泣いた oh cry oh cry oh cry』

一発で“画”が浮かびます。
詞では基本NGとさせる、“具体的な説明文”なんだけど、それが淀みなく美しく輝いています。

ほいでもって、サビが『死ぬほど泣いても 生きていた』
アンタどんだけ天才なの?って話です。

そして…ここまででも充分お腹一杯なところで、さらにそれを超える2番がやってきます。


ひとつだけ頬を打った あいつはただ黙ってた
そして終わりだと思った oh cry oh cry oh cry

二十才やそこらの恋と 誰にも言われたくない
はじめてこんなに愛した oh cry oh cry oh cry

この4行、国宝級の美しさ。
ポップスの歌詞でこんなに淀みのない文を他に知りません。

んで…絶対ASKA口説こうとしてるだろw
こんなん卑怯すぎるわ。

『二十才やそこらの恋』なんて表現、よく出てくるよなぁ。
凡人が1万年考えても出てこないぞ。

しかもここ、「はぁ~たち」「だぁ~れにも」「はぁ~じめて」ってしっかり韻も踏んでるという、う~ん見事すぎる。

そして、この歌詞の何が一番凄いかって、いわゆる“ASKAらしい”複雑な比喩や言い回しは使っておらず、むしろ簡単な言葉だけでまとめてるのにもかかわらず、ASKA詞の真骨頂である“美しい響き”や”深み”は自身の代表曲と同格かそれ以上に感じられるところ。

そりゃ本人も手ごたえを感じるし、世に出したくなるよなぁ。

ASKAファンの10代~20代の女子(←そもそもこれが何人いるんだ?苦笑)、とりあえずこの曲を周囲に口コミで広めていってくださいw

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