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SUPER BEST II [CHAGE&ASKA]

CHAGE&ASKA スーパーベスト2bundan_mark

発売日:1992年3月25日

僕世代はファンならずとも1度は聞いたことのあるメガヒットアルバム。

  • 完成度:★★★☆☆
  • ポップさ:★★★★☆
  • アート性:★☆☆☆☆
  • ツッコミ所:★★★☆☆
  • 初心者向け:★★★★★
  • マニアック:★☆☆☆☆

『SAY YES』のヒットを受けリリースされたベストアルバム。
チャゲアスのアルバムでは『TREE』に次ぐヒット作で、300万枚近いセールスを誇ります。
内容はポニーキャニオン移籍後の第1作『モーニングムーン』から、リリース時点での最新作『僕はこの瞳で嘘をつく』までのシングルを時系列に並べたもの。

アルバムアーティストであるチャゲアスにとってシングルが総てトップ作というわけではないのは周知のことですが、そうはいってもその時期ごとに世の中へ向けての“看板”であるシングル楽曲を改めて聴いてみると見えてくるものもあります。

では、内容のレビューへ。

アルバムは前述のようにレコード会社移籍後の初作品、いわば“ヒットを宿命づけられたシングル”である『モーニングムーン』で幕を開けます。

“フォーク演歌”と称され『万里の河』や『男と女』のような曲を求めるレコード会社と、打ち込みを交えた洋楽テイスト溢れるサウンドへ転向したいミュージシャン側のギャップが埋められず移籍を決意したというのは、チャゲアスヒストリーでは何百回も語られているお馴染みの話。

『モーニングムーン』はその辺の意欲と気合いがダイレクトに伝わるようなインパクト抜群の楽曲です。
「これでもかとドラマチックな展開」「Bメロでの凝ったコーラス」「派手なシンセ音」など、後の“チャゲアス印”がこの時点でかなり完成してますね。
セールス的にはいわゆる“スマッシュヒット”(死語w)を記録、中期チャゲアスの代表曲として『僕瞳』『YAH YAH YAH』がリリースされるまではライブでも核となる楽曲でした。

いや~しかしこの曲、改めて聞くとメチャメチャカッケ―曲ですな。
間奏から大サビに向かう大げさなスリリング感とか“これぞチャゲアスぅ~”って感じがしてたまりません。
歌詞も『時間はふたりを朝にして』『夜にはぐれて 朝焼けのベランダで戸惑っている』など、まだ粗削りながら“ASKA節”が構築されつつあります。

 

そして続くのは爽快すぎるポップナンバー『黄昏待たずに』

プロモがスゲェ~~wwww

しっかり聞いたのは15年ぶりくらいな気がするんですがw、改めて聞くとなかなか良い曲です。

若~い歌詞が素敵、『横顔 のぞけばSEXY LIP』てw
全体的にこの曲、どことなく聖子ちゃんを思い出します。

一方で車が風を切る様子を『広がる空にナイフを入れていく』などと表現しちゃう“ザ・ASKAの詞”も共存しているのが面白いトコロ。
『次のカーブが来たなら キスをくれないか』など、サラッと凄い表現をしちゃうところが才能のなせる技、歌詞に関してはこの人まぎれもなく天才中の天才です。

ちなみにこの曲、当時のライブでは『アウトロでASKAがグルグル回る』というのが定番の演出だったんですが、ドキュメントビデオでその“グルグル回る”ことに関して『幼少時代の遊びがヒントとなってん~たら』とASKAが真顔でクソ真面目に解説するという、斜め見的爆笑ポイントがあったりしますw
(個人的にはクラプトンが“ワウペダルの解説を真顔でしている”クリームのビデオと並ぶ“解説”ネタ)

 

で、その後『COUNT DOWN』『指輪が泣いた』で綺麗に迷走w

ASKAのギターが無駄にフロイドローズなあたりが時代を感じますwそして啓介さんが若い!
ライブになるとCHAGE曲はカッコいいな・・・

カマキリみたいな色のサテンの衣装(たしかCHAGEがそう言ってた)を着て、デジタルプログレな曲を歌ってたこの時期は“チャゲアスが一番迷走していた”ような気がします…苦笑
これを買った中学生の頃に「『COUNT DOWN』って要らないよねー」と言ってましたが、今聴いても感想は同じでしたw(つかなんでシングルにした…?、CHAGE曲シングルの選択は昔から疑問)

『指輪が泣いた』は『COUNT DOWN』に比べればカッコいい曲なんですが、こちらも“何かいろいろやり過ぎ”なアレンジに時代を感じますw(LRに振られたイントロのシンセ音とか、今聴くとなかなか趣きがあっていい感じ)
歌詞がは久々に“女形”というのは興味深いトコロ、多分シングルでは最後の女形ではないでしょうか?

おそらくセールス的にも一番キツかった頃だと思いますが、その辺はシングル曲からも伺えますね。
ちなみにこれらの楽曲、本人的にももあまり思い入れが無いのか、『SAY YES』以降のライブでは1回も演奏されていません(『指輪が泣いた』は『熱風』コンサートで演って欲しかったなぁ)

その後、デジタルサウンドが落ち着き、ストリングスを多用するなど生演奏の比重を高めた暖かみのある音作りへとシフト、『ロマンシングヤード』『恋人はワイン色』という近年まで親しまれる代表曲が並び、現在の90'チャゲアスの原型が出来はじめます。
まぁ一方で“せいろがーん”の空耳でお馴染み『SAILOR MAN』、“光GENJIデビュー曲コンペ落選”でお馴染み『ラプソディ』など、ASKA曲にもまだバラつきがあるのが興味深いところです。

改めて聞くといい曲だな、これ・・・苦笑

生演奏(しかもライブバージョン!)で演れるなんていい時代ですな・・・
『ロマンスはわがままで疲れやすいから』なんて言葉、出てこねぇよなぁ。

そしてファンに人気の隠れた名曲“シングルらしくないシングルと言えば”でお馴染み『Trip』を挟んで、ついにASKAの才能が爆発します。

僕世代、『Trip』といえばこのアレンジ(カッコよすぎる…)。イントロの追加パートが後の『YAH YAH YAH』の原型(嘘)
いやーあった!間奏の“絶対にこのカメラアングルじゃないとカッコよく見えない”wスタンド回し。
こんな難曲なのに、ASKAのボーカルに余裕があるなぁ。

『WALK』『LOVE SONG』『太陽と埃の中で』『SAY YES』『僕はこの瞳で嘘をつく』と“確変モード全開”で大物曲をバンバンと世に送り出します。

この頃は本人的にも“何書いても名曲”って感じだったんじゃないでしょうか?
一流のアーティストには必ずこういう神がかった時期があるものです。

でも何か忘れているような…

えっと…あっ…『DO YA DO』w

アルバム内では大物に囲まれて“箸休め”のような位置づけですが、『DO YA DO』自体も十分名曲ですのであしからず…

てなわけで『Super Best2』から見る、チャゲアスブレイクまでの軌跡、でございましたw
動画はそれまで乗っけてない曲をチョイスしました(懐かしすぎて見入ってしまった・・・)

 

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