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SOUND CONIFER 229 「青春の影」 ~K.ODA & CHAGE & ASKA~ 2003@富士急ハイランド特設ステージ

SOUND CONIFER 229 「青春の影」 ~K.ODA & CHAGE & ASKA~

ネット上では亡き者になっているw、2003年に行われたチャゲアスと小田和正、1夜限りの夢の競演をレポート
このライブ一切音源的な情報が無いんですよね・・・汗

2000年以降、チャゲアスはフェスや各種イベントに精力的に参加するようになります。
その一環として行われたのがこの小田和正とのコラボライブ。

元々、小田和正とASKAは親交が深く、お互いのライブに飛び入りし『SAY YES』と『ラブストーリーは突然に』という同時期のメガヒット共演を実現させるといったサプライズを行っていたのはファンにはお馴染みの話。

93年には、ふたりの競作でカールスモーキー石井や徳永英明などを加えて歌ったチャリティーソングもリリースしています。

ちなみに小田和正は『太陽と埃の中で』がお気に入りでASKAに興味を持ったそうです。
これに関連した余談ですが、TBSでクリスマスに放映された小田和正のカバーライブで、会場では『太陽と埃の中で』を歌っているのに“TV放送ではカット”という悲しい出来事があったりします…苦笑。

というわけで、ASKAソロでなくチャゲアスでというのはちょっと意外でしたが、2組の競演は自然な流れだと思います。

 

では全くライブ本編にたどり着かないレポートへw

このライブの印象?と聞かれれば、参加者の大半の方が…

“台風”

と答えるでしょうw

 

この日、関東に台風が直撃しておりまして、朝の段階で外は暴風雨・・・
『こりゃ中止だわー』と運営に確認するも、まー電話が繋がらない・・・涙
んでやっとつながったら何と『まだ未定、でも開催の方向で調整中』との返事

“マジか!?”と思いつつ、『演るかも』といわれたら行かないわけにもいかず・・・
外がビュービューいってる中で外出、命がけでw新宿駅へ向かい会場である富士急ハイランド行きのバスに乗ります。

富士急に到着すると、たしかに幾分雨は弱まっています。ただし開催の可否は予断を許さない模様。
まだ“携帯でのネット”がまともに機能していない時代なので、外出してしまったら情報を得る方法が限られていました。

富士急の屋内ステージみたいな場所が文字通り“避難所”と化していたのを覚えてますw

この日のチケットは富士急ハイランドのパスポートが付いていたんですが、フジヤマを筆頭に乗り物はほぼ全滅(そりゃそーだ)。
ワタクシは暇つぶしに『ガンダム・ザ・ライド』に20回位乗りましたw

夕方になり雨がやみ、同時に“決行”の報が流れ会場にいた人達は安堵します(これで中止と言われたら暴動が起こる)。
ちなみに小田和正はメチャメチャ雨男らしく、それを知っている小田ファンは“間違いなく中止”と思っていたそうですがw

設営などもギリのギリだったようで、会場への入場などの混乱がエラいコトになっていましたね。

そして入場列に並んでいると漏れ聞こえて来る『踊る大捜査線』のテーマ。
ASKAバンドのバンマスでお馴染み、松本晃彦のDJがオープニングアクトとして用意されていたようです(知らなかったんだよー、知ってたら早く会場入りしたのに…涙)。

予定時刻をかなり押したところで(これは仕方ないっすが)、3人が登場。
センターステージまで来て、ライブのテーマである『青春の影』~『SAY YES』~『ラブストーリーは突然に』をメドレーでアカペラ歌唱、反則過ぎの“つかみ”ですw

そのまま『めぐり逢い』へと繋がります。

さてこの日、僕の席は会場の真ん中からちょい後ろ。
座った時は“うーーんメインステージが見にくいなぁ”と感じていたんですが、何とこのライブ“センターステージでの弾き語りメイン”で進行します。
一転・超良席での観戦となりました(アリーナAだった人はぬか喜びだっただろうなぁw)

この手のイベントの定番『チャゲアス10曲/小田10曲/共演5曲』的な構成じゃなく、3人での弾き語りを中心に、ほぼ全編コラボというスタイルは非常に好感が持てました。
『YES-NO』『眠れぬ夜』など小田・オフコースの曲をチャゲアスのコーラスで聴けるという贅沢っぷり。

コーラスに回ると“小田とCHAGEがどっちか分からなくなる”というのが印象的でした(高くて澄んだ声がふたつ~~~w)

でも、雨で機材もかなりやられていたようで、このアコースティックな薄い音場で・・・『ブ―――ン』と常にどこかでノイズが乗っているという・・・涙。
緊急事態で仕方がないこととは言えこれは残念でしたね。

 

このライブ、最大の見どころは何と言っても…“小田和正の無双MC”

一番印象に残っているのは…

「オメーら、いい歳してチャゲとかアスカとか恥ずかしくねーか?、今日俺はオマエらを『柴田』『宮崎』って呼ぶぞ」

ASKAが素で『マジ勘弁してください、小田さん…』って感じだったのが面白すぎでした。
一方で『今日はチャゲアスじゃなく“シバザキ”です』と返したCHAGEは流石。
そして本当に終始「柴田ぁ!」「宮崎ぃ!」と呼び続けてました・・・

ちなみにこれは小田のステージ用キャラではなく、リハでも『しっかりギター弾けや柴田ぁ!』とかそんなノリだったらしいですw

その他にも

「今日の客はチャゲアスファン8割、俺のファン2割ってとこだなぁ」

「30代で『君を抱いていいの(『YES-NO』)』と書いて“いい歳して恥ずかしくないのか”と言われ…、
40代で『ラブストーリーは突然に』と書いてまた言われ…、
50代で『キラキラ』って曲を書きました」

など“器が違う”としか言いようのない本音トークを炸裂。
それに対しオロオロするASKA、フォローに回るCHAGEという立ち位置も面白かったですね。

 

さて、ライブ本編に戻って…

ちょっとビミョーだったのはお互いの最大のヒット曲『SAY YES』『ラブストーリーは突然に』を、リードボーカルを入れ替えて歌ったこと。
チャゲアスファン的には聞き慣れている『SAY YES』のメインがチャゲアスじゃなくてもOKなんですが、『ラブストーリーは突然に』はやはり小田ボーカルで聴きたいという(多分、小田ファンは逆の希望を持つはず)。

この2曲は、アンコールでオリジナルアレンジで、もう1回演っても良かったかもと感じました。

前半の締めでは、メインステージでそれぞれの曲を2曲ずつ演奏。
チャゲアスは『NOT AT ALL』『NとLの野球帽』っていう、“小田ファンのこと全く考えてねーだろ!?”という楽曲チョイスw(小田和正はしっかり『キラキラ』を演ってる!)

中盤ではゲスト・財津和夫登場。
元々3組でコラボライブを演る予定だったけど、財津がこういう大規模な活動からは距離を置きたいとかそんな理由でゲスト扱いになったはず

『サボテンの花』『心の旅』というオイシすぎる2曲を演奏。
一度生で聴きたかっただけに非常にラッキーでした。

ちなみに財津を迎え入れる時のBGMとして、3人でチューリップのメドレーを歌っていたのもツボでしたね。

 

そしてこのライブ最大の見せ場は『言葉にできない』

小田和正最高のキラーチューンでもあるわけですが、ここで1番を歌った小田を引き継ぎ、2番でリードボーカルを取ったASKAが神がかった歌唱をします。

時期も時期だけにASKAのボーカルは好調とはいい難かったんですが、この曲での歌は凄かった。
僕が見た中でトップ3に入る位に印象的なASKAボーカルでした。
大先輩・小田和正の歌を受けてのASKAの意地を感じるような熱唱でしたね。

というかそもそもこの曲・・・いい曲すぎw
そういやASKAも、歌う前にしみじみと『ホンッといい曲ですよねぇ~』などと言っていました。

ラストはメインステージに戻り、フルバンド演奏で『太陽と埃の中で』~『YAH YAH YAH』~『YES-YES-YES』という反則3連打で大演壇。
これでアガらない訳がないセットです(僕世代より下のチャゲアスファンは『YES-YES-YES』を知らない人も多かったようですが…)。

アンコールはこのライブのテーマである『青春の影』を、袖に財津和夫がいるのに3人だけで歌います。

しかも歌詞を加えて、元歌に無いパートを追加。
それが・・・日本を代表するミュージシャン2組が作ったとは思えない・・・『今日の日は忘れない~ありがとぅ~♪』てな・・・まるで“勘違い体育教師がキャンプファイヤーで弾き語っちゃいそうな”内容だったというw

これは違う意味で衝撃でしたね・・・

と、まぁ色々とツッコみポイントもありつつ、非常に充実したプレミア感のあるイベントでした。

ひとつ文句を言うならば、せっかくの機会なんだし『僕らが生まれたあの日のように』をやれよ!と(これは会場の両ファン誰もが思ったと思います・・・苦笑)

そういやこのライブ、元々は映像化の予定があったみたいですけどねぇ・・・遠い目

 

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