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MTV program Live@赤坂ブリッツ 1999[CHAGE&ASKA]

MTV program Live@赤坂ブリッツ 1999[CHAGE&ASKA]

ほとんど“世代を絞った黒歴史晒し”な感もあるw想い出しライブレポート。
今回は長いソロ活動明けにチャゲアス再開をした最初のライブ、赤坂ブリッツでのアンプラグドをお送りします。

この時期はASKAが『ID』ツアーの後、予定していたチャゲアスの活動をブッチし問題作『kicks』リリースとそれに伴うツアーを実施。一方CHAGEもヴィジュアル、サウンド共にチャゲアスのイメージと大きくかけ離れたロックでサイケなソロ活動を展開するなど界隈が混沌としておりまして。

そこに“インターネット”の定着に伴う、2ちゃんねるをはじめとする各種BBS(※FIP'sとかいう掲示板あったよなー)、個人ホームページなどによる怪情報やファン同士の議論が輪をかけてカオスにしていたという印象です。


※FIP's

90年代後期、チャゲアスファンが集った掲示板。
たしか元々はフジテレビが設置していた音楽ファン向けの掲示板だったはず、それをチャゲアスファンが既成事実として占拠していたという。
テレホーダイ(今の若い子は知らんじゃろ)が解禁される23:00以降にみんなセコセコ書き込んでましたねw

ネットリテラシーやセキュリティーなどという概念もない中、応援、熱い議論からデマ、罵声、ファンの個人攻撃まで活発に行われ、本人のニセモノも頻繁に表れたw、ネット創世記ならではの熱くもありカオスでもあった掲示板。

ここ発のオフ会や自主イベントも数多く開かれてましたね。

ただし、当時の総ファン数やネットの浸透度から考えると、ごく一部のファンの“暴走”という側面も多分にあり、この掲示板常連の“自分たちがファン代表”みたいな空気と態度は、その他大勢のファンからの不評もかなりかっていたように思います(かなり私感w)。

まぁネット初期ならではの現象ですな。

そんなわけでネットではマスコミや本人ではなくファン主導での“解散説”もささやかれていましたね(FC解散時の渡邊氏のコメントにあった「2000年のかなり前にチャゲアスに未来は無いと感じていた」という発言をみると、この推測は的を得ていたように思います)。

そんな不安と不満が溜まっていた状態で『どうやらチャゲアスが本当に再開するらしい』という噂が立体化しはじめ、オフィシャルでも再開の告知がなされます。

ただし中の人達的にも見切り発車だったのか“再開します”という発表後になかなか具体的なハナシが出てこず、また情報が錯綜しだします。

なかでも多かった噂が、“バックバンドやプロデューサーがASKAソロのメンバーに変わるらしい”というもの。
ファン全体にkicksプロジェクトに批判的な空気があったので、この噂はかなり否定的に捉えられていたように思います。平たく言えば“kicksみたいなサウンドでチャゲアスをやられちゃたまらん”という声が多く聞かれました。
でもこの説は半分正解だったので、スタッフやその近辺からのリークがあったのかもしれませんね。

そんな中、久々のライブ開催の発表がなされます…その内容が…

赤坂ブリッツ2DAYS/チケ代1万円

もう、笑っちゃう位の大ブーイング(そりゃそーだ)

落ち目になってたとはいえ、数万人のファンクラブ会員を抱え、その気になれば東京ドームが埋まるバンドの3年ぶりのライブですよ。
それをキャパ1000人のライブハウスで2日て…

んで、こんなプラチナ化が目に見えているチケットなんてそれこそFCで抽選にすりゃいいのに、何故か一般発売しちゃったわけです。

この後にASKA様が「オクや金券ショップでチケ代が高額になってる、許せん!!」とかプンスカしてたんですけど、それ120%運営側の無能が招いた事態ですから。
サルでも分かりますよ、このチケットが十数万になるのなんて。

まぁ当時は世の中的にもネットを駆使した“チケット代行業者”や、ヤフオクのダフ行為が問題になりつつあった頃でしたね。

もっとも、それまでも金貰ってチケットセンターの行列に徹夜する“並び屋”や、『ないひとあるよ~あるひとかうよ~』でお馴染み”ダフ屋”はいたわけですが、問題はネットが出来たことで、アーティスト本人がこれらに直接アクセスできるようになってしまったことなんですよね。

ASKAだろうがユーミンだろうがエーちゃんだろうが、ヤフオクで検索すると、自分のライブチケットが高額で取引されている様子が簡単に直に見れてしまうという。

そうすっとアーティスト様はマリーアントワネットよろしく「これは由々しき事態だ!、キー!、至急何とかしろ!!」となり、周りのスタッフが“ハイハイ”っていいながら形だけの対策を取る、とかそんな感じだと思います(役所みーてな話だな)。

で…僕がこのプラチナチケットをどうやって取ったかって??

“チケット代行業者を使いました~~~”

・・・苦笑

人生で最初で最後の代行業者体験です。
しかも「手数料一律5千円」っていう非常に良心的な業者wでした(他のトコは2倍も3倍もふかっけてきた)
ちなみにこのチケット、その手の業者もほぼ全滅だったらしく、メチャメチャラッキーだった模様です。

で…2枚で1万円余分に払いましたが…

そのうち1枚をヤフオクで売ったので、ワタクシ…このプラチナライブをほぼ“タダ”で見ておりますw

僕の”最後の僅かな良心”としてw、利益が出ない価格で即決を設定したので、出品後に瞬殺でした(今なら確実に濡れ手に粟も掴むな~ピュアだったぞ俺w)。

と、今だから話せる懺悔は置いておいて…

3年ぶりのライブ、それもキャパ1000のハコでのプレミアムライブですよプ・レ・ミ・ア・ム~ライブ!!

まず、噂通りバックは全員ASKAバンドでした。

この意図が全くもって謎…

おそらくは“ASKAの暴走”なんでしょうけどw

ここからは想像ですが…

自分のバンドがいたくお気に入りのASKA様、kicksツアーの打ち上げとかで『今度チャゲアスでアンプラグドライブやるんだけど、それもこのバンドで演ってくれない』とスタッフやCHAGE側のネゴをしないまま決めてしまったとかそんな感じかと。

まぁ、どっちかというと同期をベースとしたカチッとした演奏が得意なBLACK EYESよりも、“生のバンド感”という意味でASKAバンドが向いているという音楽的なメリットも分かるんですが、そういう単純なハナシではないような気がしますね。

てなわけで本編。

とりあえず代々木や武道館のスタンドからしか見たことのないおふたりが、ライブハウスのステージに登場するわけですよ。

“狭いよぉ~近いよぉ~ASKAさまぁ~”という感じw

肉眼でご本尊のお顔が拝める距離での登場は感動がありました。

だけどこのライブ…ビックリするほどその後の印象が薄い…

再考~の時も書いたけど、僕は1回見るとセットリストとか流れをかなり覚えてるんだけど、このライブに関してはネットでセトリを拾うまで全然思い出せなくて。

“1曲目何だったっけ~?”と思ってたら『SAY YES』だったというw


映像は後の武道館の時のです

記憶をたどると『よっけっぃなぁ~』で大歓声が起こったんだけど、その後のASKAのあまりの声が出てなさっぷりに心配モードに入っちゃったとかそんな感じだった気がします。
しかもアンプラグドの薄い演奏なので、よりボーカルの状態が悪いのが目立っちゃうという…汗

「久しぶりのチャゲアスだ~うぉ~!!」と脳内補正かけて無理からテンションを上げてた気がしますw

全体を通して“ここが凄かった!・感動した!”みたいのが残ってないんですよね…

とりあえず覚えていることをつらつらと挙げてみると


・『群れ』の完成度が群を抜いて高かった
・『HEART』のアレンジ、流石に無理がないか?
・初期の名曲『安息の日々』を聴いて、隣の初期からのファンと思わしきオバチャンが号泣してた(でも僕含めSAY YES以降のファンは割とキョトンw)
・追加された女性コーラス(田中雪子)が大滝裕子より好みw
・『トーキョータワー』をチャゲアスで演ったんだけど、散々CHAGEソロで聴いてたんで“それここで演る必要ある?”とテンションが下がった
・『no no darlin'』のゴスペルっぽいアレンジはあれはあれでありだと思う
・全部で15曲位だったかな?(実質タダで見てるのに)“これで1万円はないわー”とブーたれた


今見ると意外とカッコいいなw

やはり、印象が希薄なライブですね・・・。

ちなみにブリッツ2日だけは流石にマズイと思ったのか、その後ファンクラブ限定でほぼ同内容のライブ(たしか差は『REASON』が加えられただけだった気がする)を大阪・東京の1万人クラスの会場で開催しました。
“抽選”とするには外れる人数が微妙だったらしく、急遽東京で昼夜の2回公演を実施、1回目はガラガラの武道館でライブという珍しいコトがありましたね。

この武道館も見てるんだけど、赤坂同様にあんまり印象に残ってないんですよね・・・汗

再始動の試運転、ASKAのボーカル状態やスタッフチームの足並みなど、色々な問題がライブ内容に出てしまっていたように思います。

とりあえずチャゲアスファンに対し、“あのライブに参加した2000人の中のひとり”という優越感に浸れるという意味では非常に有意義なライブでしたねw

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