音楽とかギターとか育児とかテキトーに

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C&A

&C [chage]

CHAGE &Cbundan_mark

発売日:2010年11月3日

“ほぼマルチマックス”w、CHAGEの真骨頂、ブリティッシュなギターサウンドを全面に押し出した快作

  • 完成度:★★★★☆
  • ポップさ:★★☆☆☆
  • アート性:★★★★☆
  • ツッコミ所:★★☆☆☆
  • 初心者向け:★★☆☆☆
  • マニアック:★★★★☆

CHAGEソロはどのアルバムからも明確なコンセプトと非常に充実した制作状態を感じますが、その真骨頂ともいえるべきアルバムが「&C」。

というかこのアルバム…バンド名こそ出してないですが、完全に“マルチマックス”ですw

盟友・村上啓介に『天使の休日』のヒットで知られる久松史奈、近年のCHAGEソロには欠かせないサウンドクリエイター/ギタリスト西川進を加えた4人組のバンドという感じですね。

左右から聞こえるギターの爆音、絶妙に絡むラフな女性ボーカルを軸に、濃厚でマニアック、刺激的なサウンドを展開しています。

まったり方面に舵を切ることも多いCHAGEですが、個人的にはこういうギラギラしたロックをメインに活動して欲しいと願います。

収録曲の中でも、特筆すべきは西川進との共作『春の雪』。
レトロな歌謡曲風のメロディーと、恐ろしくマニアックなアレンジが両立する名曲。この湿っぽい感じは日本人の大好物ですね。

ファンの心をつかみ、ライブでは既に外せないナンバーになっていることからもこの曲の輝きが分かります。というかこの曲、上手くすればもっと一般的に広まる気がするんですけどね…。

その他、歌詞が印象的な『回せ大きな地球儀』、CHAGEソロの定番・女性ボーカルをフューチャーしたパーティーソング『All You Need Is Live』、西川進の真骨頂・空間系エフェクトを駆使したギタープレイが凄まじい『&C』などライブが楽しみになる佳曲・名曲が並んでいます。

原曲を大きくいじらずに、最近のサウンドに馴染ませている『Windy Road』のアレンジにも“プロの仕事”を感じますね。

マメ知識としては90年代にレコーディングしたもののお蔵入りしていた音源を引っ張り出した『永遠の謎』ではなんとミスチルのJENがドラムで参加しています。

現在では“上手い”の前に“カッコいい”が来る個性派ドラマーの筆頭ですが、当時からギョーカイ内での評価は高かったことが伺えますね。

CHAGEってそもそも「お茶の間のみなさんに届けます」というよりも、ロキノン・オーガスタ系のようなコアな音楽好きに訴求するタイプのミュージシャンだと思うんで(実際ソロでコラボする人はそんな方面が多いし)、そういう意味での“誤解”を解く上でもこのサウンドが広まって欲しいと感じる作品です。

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