NO DOUBT [CHAGE&ASKA]

CHAGE6ASKA no doubt C&A

CHAGE&ASKA no doubtbundan_mark

発売日:1999年8月25日

「メモリアル・ミレニアムだしとりあえずチャゲアスやっとく」てな活動下で作られたアルバム

  • 完成度:★★☆☆☆
  • ポップさ:★★☆☆☆
  • アート性:★★★★☆
  • ツッコミ所:★★★★☆
  • 初心者向け:★☆☆☆☆
  • マニアック:★★★★★

サウンドの方向性のみならず、チャゲアス存続自体も含めモロモロ悩み、かつ“声も出ない”なんて時に、『20周年だし!2000年だし!難しいこと考えないでガツンと行きましょう!』みたいなこと言われてチャゲアスやりました、てな時期の作品。

今見振り返るとこの頃の活動の“フラフラ感”はかなりのもの。

「やるからにはイクでぇ~」とふたりとも気合を入れて『この愛のために/VISION』と、20周年らしいインパクトのある両A面の曲をリリース、テレビにも出まくるも“上にダンゴ3兄弟がいた”などの不遇にも見舞われw

その後一気にトーンダウン、やさぐれてメモリアルイヤーに『群れ』みたいな曲をシングルカットしてしまうという…

そんな中、リリースされたアルバムがこの『NO DOUBT』

メインプロデューサーがこの頃のASKAソロの右腕・松本晃彦ということもあり、ASKA流デジロックの究極形「Higher Ground」を筆頭に、全体のサウンドがモロ“ASKAソロ風味”です(それが悪いというわけではないですが…)

とりあえず印象としては“まったりしすぎ”
ジャケットワークの通り、もやっとした霧雨に包まれているような感覚です。

ASKAが声が出ないのを『最近は柔らかく歌うのにハマってるんじゃ~!文句あるかぁ~~!』と絶賛ツッパっていた時期だけに、『no doubt』『僕がここに来る前に』などウィスパー気味に歌う曲が目立つのもこのアルバムの特徴(もちろん、これはこれの良さはありますが)。

一方でCHAGEはバラードの最高峰『two of us』、今をときめく亀田誠治をアレンジャーに迎えた意欲作『熱帯魚』、取って付けたようなwミレニアム用ポップナンバー『もうすぐふたりはふたつの時代を超える恋になる』などを送りこみ奮闘していますが全体の印象を覆すには至らず…。

さらに『この愛のために/VISION』のキャッチ―な2曲を、リアレンジ・リミックスで“まったり方面”に寄せてしまうという…

そんなわけで、一般的な感覚での“チャゲアスらしい”ガツんとくる印象は限りなく希薄です。

じっくり聞いていくと『no doubt』『two of us』のキュンとくる切ない感じや、細部までマニアックにこだわったサウンドなど、聴きどころは多いアルバムなんですけどね。

2000年以降でも特に“コアなチャゲアス”を楽しめる作品だと思います。

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コメント

  1. かーなー より:

    このとき、ASKA寄りの私でも「あれ?CHAGEの方が良くない?」って思うんですよね〜。
    喉の影響でアレンジが限られてしまったからでしょうか?
    『この愛のために』はオリジナルアレンジでのライブ、ないですよね?
    そして『熱帯魚』、ASKA不在ですwwwwww

    この少し後に『CHAGE離婚』がちぃーっちゃく新聞に載っていました。
    おそらくアレコレの真っ只中であったであろう時期なのに、普遍的なラブソングを作り、歌っちゃってたところに邪推が入り続けて15年以上……(略

    • masak0521 より:

      わかります。
      正直セットリストとかも「ASKAの喉に気を使ってるのかな?」と思うことがありますし。
      まぁどうしてもそういうウィークポイントがあると流れは悪くなるんですよね・・・。

      >『この愛のために』はオリジナルアレンジでのライブ、ない
      ハイ、ないですw
      前半の淡々とした感じがあって後半が活きると感じるんで、僕的にはあのゆっくり歌い始めるアレンジは正直イケてないんですよね・・・。
      この曲はシングルのオリジナルが一番カッコいいと思うんですけどねぇ・・・ただU2にそっくりな曲があるんでそれを気にしているのでは?という気もw
      (「アジアの純真」に似てると言われた「ブラックマーケット」もイントロをオリジナルどおりにライブでやったことが無いですし)

      『熱帯魚』で自慢を言えば、僕が行った日のライブだけこの曲をやってますw