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C&A

NO DOUBT [CHAGE&ASKA]

2015/06/03

CHAGE&ASKA no doubtbundan_mark

発売日:1999年8月25日

「メモリアル・ミレニアムだしとりあえずチャゲアスやっとく」てな活動下で作られたアルバム

  • 完成度:★★☆☆☆
  • ポップさ:★★☆☆☆
  • アート性:★★★★☆
  • ツッコミ所:★★★★☆
  • 初心者向け:★☆☆☆☆
  • マニアック:★★★★★

サウンドの方向性のみならず、チャゲアス存続自体も含めモロモロ悩み、かつ“声も出ない”なんて時に、『20周年だし!2000年だし!難しいこと考えないでガツンと行きましょう!』みたいなこと言われてチャゲアスやりました、てな時期の作品。

今見振り返るとこの頃の活動の“フラフラ感”はかなりのもの。

「やるからにはイクでぇ~」とふたりとも気合を入れて『この愛のために/VISION』と、20周年らしいインパクトのある両A面の曲をリリース、テレビにも出まくるも“上にダンゴ3兄弟がいた”などの不遇にも見舞われw

その後一気にトーンダウン、やさぐれてメモリアルイヤーに『群れ』みたいな曲をシングルカットしてしまうという…

そんな中、リリースされたアルバムがこの『NO DOUBT』

メインプロデューサーがこの頃のASKAソロの右腕・松本晃彦ということもあり、ASKA流デジロックの究極形「Higher Ground」を筆頭に、全体のサウンドがモロ“ASKAソロ風味”です(それが悪いというわけではないですが…)

とりあえず印象としては“まったりしすぎ”
ジャケットワークの通り、もやっとした霧雨に包まれているような感覚です。

ASKAが声が出ないのを『最近は柔らかく歌うのにハマってるんじゃ~!文句あるかぁ~~!』と絶賛ツッパっていた時期だけに、『no doubt』『僕がここに来る前に』などウィスパー気味に歌う曲が目立つのもこのアルバムの特徴(もちろん、これはこれの良さはありますが)。

一方でCHAGEはバラードの最高峰『two of us』、今をときめく亀田誠治をアレンジャーに迎えた意欲作『熱帯魚』、取って付けたようなwミレニアム用ポップナンバー『もうすぐふたりはふたつの時代を超える恋になる』などを送りこみ奮闘していますが全体の印象を覆すには至らず…。

さらに『この愛のために/VISION』のキャッチ―な2曲を、リアレンジ・リミックスで“まったり方面”に寄せてしまうという…

そんなわけで、一般的な感覚での“チャゲアスらしい”ガツんとくる印象は限りなく希薄です。

じっくり聞いていくと『no doubt』『two of us』のキュンとくる切ない感じや、細部までマニアックにこだわったサウンドなど、聴きどころは多いアルバムなんですけどね。

2000年以降でも特に“コアなチャゲアス”を楽しめる作品だと思います。

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