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子どもとの日々

去年入った認証保育園が、認可保育園になった話

2015/06/03

保育園

以前のブログでちょろっと書いたのですが、ウチの息子が通う保育園は去年の入園児は認証だったんですが、今年度より認可となりました。

現在僕が住んでいるところは、“待機児童問題最前線”てなエリアでして、一見この状況は“超ラッキー”なんですが、実はこの移行に対しそれなりに“??”もあったりします。

“そもそも認証とか認可分ける必要ある?”という気すらしてくるこの問題について、ちょっと触れてみます。

 

すべての家にとって“万歳”ではない

まず、そもそも『認可になる』ことを歓迎しない家がそれなりの割合でいました。

我が家もそうですが「認可に落選、仕方なく認証」というケースだと、今回の認可移行は喜ぶべきことですが、そうではなくカリキュラムや環境からあえてこの園を選んでいる場合もあり、その家にとっては認可になるコトは望ましくないのです。

現在の認可制度は、誤解を恐れずに言えば「家庭環境が悪く、貧乏な順」に入りやすいようになっています。
そのため、お金に余裕があったり、教育意識が高い家は認可園にくる人の質に懸念を抱き、あえて避けているケースも多いわけです。

そういった家の親にしたら『あえて避けたのに、何で勝手に認可にしてくれてんの、キー!』となるのも頷けます。実際、転園をした家もあったようです。

ちなみに認可化にあたり、在園者の権利は基本的には守られましたが『母親が専業』の場合は退園しなければならないそうです(これはある程度仕方ないとは思いますが…)。

ここに関しては、今のところは新規に入った0歳クラス以外はほとんど人の入れ替えも無かったので、そんなに変化は感じませんが、今後はそれなりの不安もあります。

ぶっちゃけ“キレイゴト”ではいかない部分ですからね…

自分の例でいくと、息子が通っている園の周辺は、割と新しいマンションが多くそれなりに落ち着いているんですが、ちょっと離れたところにはマンモス団地とバブル期に建てられた古いマンション群があり、その近辺のスーパー・公園などではヤンキー風親子や中韓国人が目立ちはじめます。

正直「このエリアの園で認可になったら避けてたかもなぁ」と思ったりもします。

もちろん「入れないことが問題」ですが、大事な子供を長時間預けるわけで「入れればどこでも良い」というわけでは全くないトコロにもこの問題の根の深さを感じます。

 

意味不明の“認可縛り”

ある意味“お上の監視下に入る”認可園では細かな項目まで“縛り”がかかります。
そのため、園ではそれまでのやり方や方針の変更を余儀なくされる部分が出てきます。

実際、ウチが関わったことは以下になります

1.布おむつが禁止に
2.別料金でやっていたプールのカリキュラムが出来なくなる
3.毛布が“園の備品”(去年家で買ってるのに)に、しかも洗濯はさせられる

1は元々、「布おむつでオムツはずれを早く」というのがこの園のウリだったりしたんですけど、認可園では“布おむつが禁止”らしく紙おむつに。しかも去年大量に買ったトレパンが宙に浮く…涙

しかも、紙おむつでオムツ外しのノウハウがないため、そのトレーニング方法を現在模索中とのこと(いや、「模索中」と言われても…なんですけどw)

2などは、息子の園はいわゆる「認定こども園」で教育カリキュラム的なものの充実を謳っていたため、保護者の間では一番不安・不満が出ているトコのようです。

夏は週2回位、プラス数百円で近くの室内プールまでバスを出して行くというのがあり、これがメチャ好評だったんですが、認可では「追加でお金を取ることは出来ない」らしく、今期は厳しいとのこと。
園でもなんとか代替案を考えているみたいですが…。

3の毛布は、どうやら認可園ではお昼寝の毛布は園の物を使うという決まりがあるらしく、“去年こっちで買っているのに”、今期から園の毛布を使うことに。しかも洗濯は変わらず家にきやがります…w

その他、細々と“認可縛り”はありますね。

もっとも「給食の献立の記載が詳細になった」(それまでスゲー適当だったのよ…汗)など、悪いことばかりでもないのですが。

それにしても、どれも“どーでもいい”“好きにさせてくれ”という細かいことに感じますねぇ…相変わらずお上のすることといったら…ですね。

 

そもそも“そんなに安くならない”

“認可は安い”という印象がありますが、保育料は世帯収入に比例するスライド式なので、一概にそうは言えません。

そして一番オトク?なのは、育休で休んでいたため母親の収入が低く申告される“1年目”だったりします。
今回のウチのように“2年めから認可”だと、丸1年夫婦二人で働いた額がベースとなってしまうためあまりオイシクないです・・・苦笑

実際、多少は安くはなりましたが、上記に書いたような、今後の子どもの質への懸念や「認可縛り」によるマイナスを加味すると、手放しに喜べるほどの差ではない気がします。

高収入な家があえて認証を選んでた場合は「保育料変わらず・サービスの質は落ちる」となりかねないので不満が出るのも納得です。

ちなみに世帯年収が1千万を超える位になると、むしろ認可の方が高くなります(ウチはそんな心配は無用ですが、苦笑)

あと、去年ウチが入園する時には認証園だったので入園料を払っていますが、今年入園の人達は認可なのでそれが丸々無い、というのも釈然としないトコロではあります(ちょっとセコイ話ですがw)。

 

行政の誤魔化しに振り回されている

そもそも「認証園の認可化」というのは、待機児童問題の“見せかけの数字を誤魔化す”ためだけの政策という印象があります。
なぜなら“保育園自体の数は変わっていない”わけで、根本的な解決にはなり得ないからです。

保育園激戦区である今の住居エリアにおいては『認証園それなりに倍率が高い』という現実があります。
問題は「お金が無いから入れない人がいる」ではなく、根本的に受け皿の数が足りない状況です。

そこでの「認証園の認可化」に何の意味がある?と疑問に感じずにはいられません。

金銭が問題ならば認証園への補助金を増やせば住むことです(確か枡添都知事はこう言ってた)。
そうではなく園でやれることに縛りを付けてまで認可化をする理由は、公表される「待機児童の数値を低くしたい」というだけのように感じますね。

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