音楽とかギターとか育児とかテキトーに

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Code Name.1 Brother Sun [CHAGE&ASKA]

CHAGE and ASKA/Code Name.1 Brother Sunbundan_mark

発売日:1995年6月28日

「ブレイク期の余熱」と「迷走への序章」そんな感じのアルバム

  • 完成度:★★☆☆☆
  • ポップさ:★★☆☆☆
  • アート性:★★★☆☆
  • ツッコミ所:★★★★☆
  • 初心者向け:★☆☆☆☆
  • マニアック:★★★★☆

「普通のJ-POP好き」「ライトなファン」が追いかけた最後のアルバムではないでしょうか?
この辺で、“J-POPをけん引する存在”としてのCHAGE&ASKAはその役目を終えた印象があります。

アルバムの印象をひと言でいえば“散漫”。

個々の楽曲はむしろ粒揃いだし、アルバム全体に統一感がないわけでもないんですが・・・どうも薄らと靄がかかったような何かスッキリしないものがある気がします…

あとこの頃ってどこか曲が”重い”んですよね。
『めぐり逢い』が分かりやすいんですけど、凄くいい曲なのになんか妙に長く入り込めない感じがあります…。

ここは“グループ・アーティストの状態が音に出ている”って事なんでしょう。

サウンド的にはしきりに『シンセからギターだぁ』ということを言ってましたね。
実際『Brother』『can do now』などギターサウンドをプッシュした曲が増えてますし、アコギ1本で演奏された『201号』なんかも入ってます。
ただ…“サウンドイメージがガラッと変わった”とまで伝わったかといえば、中途半端なのは否めないトコロ。

やはりこの時期は“やりたいこと”と“やってること”にかなり開きがあったんじゃないかなぁ、と推測されますね。

とはいえ、先述のようにこのアルバム、個々の収録曲には名曲が多いです。


嘘をつく時の懸命さで もうこれ以上凍えたくない
祈りのように指を絡ませては つぶやくI can do

ライブで演奏されることも多い代表的な女に逃げるダメンズナンバー『can do now』w


いつも最後まで 上手く使えなかった
消しゴムや 鉛筆や 僕の気持ち

(何度も書いてますが)個人的にはそのパーソナルな内容が『on your mark』より好きな、チャゲアスらしい壮大な曲『NO PAIN NO GAIN』。


ジョンもポールも俺もジョージも 手を振った
リンゴはいつものように ドライバーをジョークでからかう

なんと“自分をビートルズに入れてしまう”という、ミュージシャン妄想の究極系を歌にしてアルバムに入れてしまった『ある晴れた金曜の朝』。“ジョージの前に自分を入れている”というのが笑えます。

いやー見返すとソロアルバム『NEVER END』同様、ASKAのメンタルが心配になる曲が多いですね・・・苦笑

このアルバムを聴いていると「ヒットする」「世間さまからの指示を受ける」時期ってのには特別な“華”、みたいなものがあって、それが無くなるとやはり世の中の評価ってのはシビアに出るんだなぁ、なんてことを感じますね。

いわば“逆節目”のようなアルバム、同時に深くチャゲアスを追っていくと”むしろここから面白くなる”という作品でもあると思います。
深みにはまってきた人は是非チェクしてください。

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