音楽とかギターとか育児とかテキトーに

どこぞの馬の骨が、ダラダラと浅い知識を殴り書くブログ。

C&A

PRIDE [CHAGE&ASKA]

2015/06/03

CHAGE&ASKA PRIDEbundan_mark

発売日:1989年8月25日

チャゲアス不動のNo.1ソング「PRIDE」を冠したアルバム。チャート1位も獲得したブレイクへの序章的作品

  • 完成度:★★☆☆☆
  • ポップさ:★★★★☆
  • アート性:★★☆☆☆
  • ツッコミ所:★★★★☆
  • 初心者向け:★★★☆☆
  • マニアック:★★☆☆☆

チャゲアス10周年にリリースされた節目のアルバム。

たしかフジテレビのプロデューサーが『101回目のプロポーズ』でチャゲアス起用を決めた理由が、このアルバムに収録されている『天気予報の恋人』を聴いてその完成度に驚いたため、とかだったはず。この頃から業界内では「チャゲアスがキテる」的な評判が立ちはじめてたんでしょう。

このアルバム、『PRIDE』『LOVE SONG』『WALK』『天気予報の恋人』…、後の“キラーチューン”となる大物曲が数多く収録されています。

“そりゃ話題になるわ”、とw

これら4曲を1枚のアルバムに入れちゃうあたり、ASKA的にも手ごたえもあったんでしょう。

ただ…正直…

その4曲以外がかなりビミョー苦笑

特にCHAGE曲の散漫さが目立ちます。
『SOME DAY』をマルチに持ってってる場合じゃねーだろ、とw

まぁ、この頃はどのバンドもアルバムって“こんなもん”だったりしますが。
『シングル2曲、気合の入った3曲、本気で書いたマニアックなのが2曲・・・残りは捨て曲』みたいな。

アーティストがどう“実験”とか言い訳しても、アルバムには捨て曲があるのが普通だったんですよね。
それでもチャゲアスは根がマジメだし、ふたりで書いてる分まだマシだったりしますが(チューブとか米米クラブあたりはマジでヒドかった…)。

ちなみにCHAGEは自曲の全曲解説で、開き直ってこの頃のカップリング曲とかを“くしゃくしゃポイ”と称してましたw

アルバムに捨て曲が無くなるのは、J-POPバブルが来て制作に余裕が出来た後の話であり、チャゲアスでいえば『GUYS』以降の話。

余談ですが、この頃にミスチルが『深海』を作っちゃったりとか、非アイドルなバンドは“アルバム全部ガチでいくのが当然”という風潮が形成されました。
そして音楽バブル崩壊後、大御所の皆さまの『アルバム完璧に作らねば病』だけが残った気がします。
その結果、リリースペースの鈍化や悪い意味でのアーティスト然とした空気が出来たことが、J-POP停滞のイチ要因になった気もしますね。

とはいえこの時期のアルバム、今聴くと逆に面白かったりしますが。

『Don't Cry Don't Touch』なんてASKAにしては珍しいですね、その時の心情をストレートに、といえば聞こえはいいですけど・・・ねぇ・・・苦笑。

『絶対的関係』『SHINING DANCE』あたりも、遊んでるなーって感じがします。
特にグループサウンズをベースにムチャクチャしてる『絶対的関係』は個人的には凄く好きな曲。でもどちらかというと“これこそマルチマックス行きじゃね?”と感じますが。

まぁ今だったらこういう曲はダウンロードされないor取り込まれないでしょうねw

その他「HOTLE」「砂時計がくびれた場所」など、“ダメンズASKA”を存分に堪能できる佳曲も収録。
この2曲「アレンがイマイチだなぁ」と思ってたんですけど、後に大幅にリメイクしたことをみると本人たちも多少感じてたんですかね?

あとこのアルバム、何気に2枚組でして、もう1枚では『Moonlight Blues』『終章』など初期の代表曲をリアレンジしたものが入ってます。

「Moonlight Blues」では歌詞を書き足してたりもします。

ちなみに『終章』は何パターンあるんだ?って位にアレンジ違いがありますが、どう料理しても“全く印象が変わらない”というのはある意味凄いと思いますw

中古屋でもなかなか見かけないですし、ぶっちゃけ大物4曲だけだったら“ベスト盤を買えばいい”という気もしますが・・・苦笑。
代表曲をあらかたチェックして更なる“深み”へ向かう入口あたりのアルバムだと思います。

【購入する】


-C&A