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C&A

STILL [MULTI MAX]

MULTI MAX STILLbundan_mark

発売日:1991年4月12日

マルチマックスの名盤。
中古100円で見つけたら押さえとけ!的作品w

  • 完成度:★★★★★
  • ポップさ:★★★☆☆
  • アート性:★★★☆☆
  • ツッコミ所:★★☆☆☆
  • 初心者向け:★★★★☆
  • マニアック:★★★☆☆

色々な意味で誤解の有るバンドですが、そろそろ再評価されてもよいかな?と感じるMALTI MAX。

一応初心者に説明すると、MALTI MAXとはCHAGEをリーダーとし「CHAGE(Vo,Gt)、村上啓介(Vo,Gt)、浅井ひろみ(Vo)」で構成される“バンド”。ここを誤解している人も多いですが、結成は『SAY YES』リリース前の1989年まで遡ります。
「バンド」という言葉の解釈は微妙ですが、この場合「対等の立場で音楽を創作する共同体」てな広義な意味で使っているんだと思います。そういえばチャゲアスも自分たちを”バンド”と言っていましたね(たしかB'zも同様なコトを言っていた気がする)。

マルチ停止後のCHAGEソロにおいても、コーラス以上の役を担う女性ボーカルと、激烈にクセの強いギタリスト(西川進)がいることが多いので、CHAGEの理想とするサウンドには「女性ボーカル&個性的なギタリスト」が不可欠なんでしょう。

今回紹介する「STILL」は1991年リリースの2ndアルバム。
セールスや流行を気にするよりも、音楽性やその時のアーティストの嗜好を突き詰めるタイプのバンドなので、マニアックで一見さんが取っつきにくい部分も多いんですが、この作品は“ベタ”かつ“ポップ”な曲が揃っているので初心者にもやさしいサウンドです。

マルチのアルバムではお決まりのSE『MOFU Ⅱ』に導かれ、こちらも定番の自己紹介ソング『SURPRISE』で幕を開けます。実はこういうドストレートなロックナンバーは珍しかったりします。
特筆すべきはこの後の『DEEP』、浅井ひろみボーカルの曲ですが、これまた“ありそでない”へヴィなギターリフを主体としたミディアムテンポの曲。
鬼気迫るボーカルワークとそれを支える演奏も素晴らしく、イチアルバムの1曲として眠っているには惜しいと感じる名曲です。

また村上啓介ボーカルでは最近のライブでも演奏されることが多い『Working』も収録。
オールドスタイルのロックンロールにひとヒネり加えた楽曲はまさにマルチの真骨頂、ジョンレノンを思わせる独特のボーカルと相まってハッピーな世界観を演出しています。

また、CHAGEがその後ルーツ寄りのサウンドに傾倒していくきっかけとなったであろう『Milky Way Blues』を収録しているのもこのアルバムです(雰囲気的にはもっと後期の曲なイメージですが)。

そして何より、アルバムのトリを飾るマルチ/CHAGEソロ通しての最大のキラーチューン『Windy Road』。
壮大な世界観、キャッチ―極まりないサビ、ライブでは絶大な効果を発揮するエンディングのコーラスと、
ベタながら逆らいようのない“名曲の方程式”に則ったような楽曲です。

もうちょっと世の中一般的に広まっても良かった曲な気がします。あと「もしチャゲアスで演ってたらどうなっただろ?」などとつい考えてしまいますねw

ライブではこの曲のサビで無数の紙飛行機が舞うのはファンにとっては有名な話。
ライブ当日、会場周辺のカフェなどでは、一心不乱に紙飛行機を折る集団が散見され、周囲を不気味がらせたりしますw

最近では中古屋で見かけることも少なくなりましたが、あれば100円コースなので、とりあえず『Windy Road』だけを聞くために買ってみて損はない作品だと思います。


それにしても凄いプロモだな・・・W

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